こんなニュースを見かけました。
「マッチングアプリ」台頭で苦戦　結婚相談所の倒産が増加、過去最多に

私はマッチングアプリも結婚相談所も利用しましたが、たしかに現在の勢いはマッチングアプリにあると思います。
前例のないほどの広告料が投入されて認知度は高まり、スマホ一台で簡単に始めることができるという手軽さが大いにウケ、５年ほど前から比べるとユーザー数の伸びはすさまじいものがあります。
そのしわ寄せで結婚相談所の倒産が増えているというわけなのでしょう。

しかし私はもうしばらくすれば結婚相談所の方に勢いが出るのでは？と考えております。

マッチングアプリの需要が一巡して落ち着いたのならば、
・高齢化により婚活年齢層の平均年齢も高くなる
・アプリで結果を残せず真剣交際を目指す人が増えそう
・その結果、手厚いサポートが期待できる相談所に魅力を感じる

こんなふうに結婚相談所が見直されていくのではないでしょうか。

結婚相談所には一般的なマッチングアプリにはない利点がいくつもあります。

最大級の違いは相手のプロフィールが全然違う可能性が低いということ。
結婚相談所に登録する際には独身証明書や収入証明書などの提出が必要です。
つまり、アプリにわんさかいる独身のふりをした既婚者男性に偽医者、年収もりもりマンなどが存在しません。
これはアプリでだまされた経験のある人からすればとてもありがたいです。
相手の身分などを相談所が保証してくれるのですから、付き合ってみたら全然違う！という悲劇は減ることでしょう。

それに受け身タイプでも後押ししてくれることが、相談所の利点だと考えます。

人間が持つ積極性や行動力には大きな開きがあります。
奥手な人の方がどうしても恋愛経験も少なくなり、結婚を意識することもなかったと思います。
相談所の仲人さんは、交際と結婚までにどうしたらいいのかアドバイスをしてくれます。
この辺が手厚い相談所はデートプランやプレゼントについても指導添削をしてくれるわけですから、
それまで恋愛を経験したことがない大人しい方には、とても頼りになってくれるはずです。

そして結婚相談所の利用者は結婚願望の高い人が多いです。
アプリだと結婚したいのかよくわからない、恋人だけほしいみたいな人もいますね。

本気で結婚を考えるのならば、相談所は全然ありだと思います。
これからしばらくすれば、結婚相談所の時代がやってくるかもしれません。