Last Lost SAMURAI 侍考察

こんにちは。どんなに頑張っても部屋がきれいになりません。
キモラです。

今日は侍についての考察ですよ。
ふぉいくん回ですよ。
この記事では、わかりやすくするためにリアルふぉい君を「ふぉい君」、ふぉい君が演じているキャラクターを「侍」と呼ばせていただきます

侍の設定については、全シーン考察でも触れておりますが、
江戸時代や戦国時代からタイムスリップしてきたのではなく、「現代生まれの2020年の侍」という前提で考察を進めておりますので、「タイムスリップ派」の人は読んでもあまりピンと来ないかもしれませんので、ご了承ください。
(タイムスリップ派の人に出会ったことないけど!)

まず、全シーン考察では疑問を持ったままだった
「なぜ侍は稽古をしているのか」
ということについて考えていきましょう。

理由は簡単で、「サーモンちゃんをヤクザから守るため」です。

しかし、日本の法律では、民間人が武力で問題を解決することは許されていません。
もし「ヤクザにサーモンちゃんが狙われている」のであれば、日本刀で応戦せず、警察に相談すれば良いのです。
ではなぜ、侍は警察に頼らず、自分の力だけで守ろうとしたのでしょうか?

おそらく、ていうか見て分かる通り、サーモンちゃんは日本の法律では取り扱えない存在です。
サーモンちゃんは、法律が適用されたとしてもおそらくペットと同じ扱い(=物と同じ扱い。ペットを傷つけた場合は器物損壊、ペットを誘拐された場合は盗難)になると思われます。
「神の魚がヤクザに狙われてるんだ!」って相談されたところで、警察はどうしようもないのです。。

「サーモンちゃんを守るために強くなろうとしている」という話でまとまりそうですが、海で出会うシーン(1:05)で既に侍は和服姿です。
「出会ったその時はただの和服好きお兄さんだった」という可能性も考えましたが、和服が好きなら大事な和服を着て海には入りません。
なので、水中カットはサーモンちゃんとの出会いだけでなく、「サーモンちゃんと出会う前からこの男は侍だった」という説明も含まれていると考えられます。

では、侍はいつから侍だったのでしょうか?

これはかなりファンタジーに寄った答えがでたのですが、「生まれた時から侍」です。
ドラクエシリーズなんかでも良くある、「言い伝えの伝説の勇者」みたいな感じの。

「今、海のこの辺りに神の魚サーモンがいて、もうすぐ陸に近づくからすぐ守りに行きなさい」的なお告げを受けたのでしょう。(誰から受けたかはわからないですけど。。)
和服を着たまま泳いでますけど、脱いで海に入ってしまうと、脱いだところに戻ってこれるとも限らないですからね。。
そして、そのサーモンが超可愛いセクシーサーモンだったので、「何が起こっても守り抜こう」と固く決意したのでしょう。

ここで「海の中〜街中では侍が日本刀を持ってない」ことに気付いたのですが、実はラストの白黒でも持ってません。
お詫びのゴカイを持って帰宅→すぐに叫んで家を飛び出すまでは持ってるのに、白黒になった途端持ってないのは、さすがに説明つきません。
雨も降っていて日が沈んでいるので、ある程度時間が経ったにせよ、万が一ヤクザに追いつくことができたら戦わないといけません。
これに関しては、「撮影の都合で日本刀は持ったり持たなかったりしてるだけで、シーンごとの日本刀の有無に深い意味はない」という結論に辿りつきました。

サーモンが連れ去られた後、家を飛び出して具体的にサーモンを探すわけではなく、森の中でひとしきり走ったのち笑い出していることからも、「サーモンが連れ去られる=寿司にされてしまう」ことは最初からわかっていたのだと思います。
サーモンがどうされるのかわかってなければ、諦めずに探すと思いました。
(「サーモンが寿司にされたと知らずに必死に探す侍」を映した方が効果的に視聴者を感動させられるし。。)

なぜLast ’Lost’ SAMURAIかというと、サーモンという守る対象・そして愛する人(魚?)を失うことで、侍でいる意味はなくなりました。

Last Lost SAMURAIのラストで、SUSHI YAKUZAラストでヤクザを壊滅させたのは侍であることが公式発表されたような形になるのですが、日本刀一本で戦ってきた侍が、マシンガンを手にして、しかも洋服を着ています。
侍って、「ゴーストオブツシマ」じゃないですけど、「勝てないとわかってても正面突破すべき」みたいなイメージがあります。
おそらく侍が「Lost侍」していなければ、和服に日本刀で戦ってたと思うんですよ。
侍が侍でなくなったため、マシンガンという外道な武器、そして惨殺現場に複数の日本刀が刺さってることから、相手の武器も再利用したことが伺えます。

これってDJ社長の「原チャ論」じゃないですけど、「目的達成のために最善の手を選べ」っていうことにも通じると思うんですよね。
日本刀一本だったら絶対に勝てないと踏んだ侍は、道が狭く後ろに回り込みづらいヤクザの屋敷では、マシンガンで攻めるのが最も効率が良いと考えたんでしょう。


狐のお面を既に所持していることも明らかになっており、「狐面は伝説の防具説」も一旦考えてみたのですが、「着用すると神の力を得てスーパー侍になる!」ということであれば、デート中にヤクザに襲われた時付けているはずですよね。
(神棚に祀っているものを血が流れる現場に持っていくことって、あんまりしたくないですし…)
最後まで狐面を明確に着用するシーンはなく、このMVにはあくまでも「神棚の御神体」として登場しています。
そして、Candy Foxxのユニフォーム的なボンタンと黒パーカー法被も登場しませんでした。

狐面はあくまでも、DJふぉいを知らない世界のリスナーのために、「GOSHI GOSHIのFOXのうち一人は侍で、この侍を演じていたのはDJふぉいっていう人だよ」ということを示しているような使い方に留めているなあと思いました。

今日のところはそんな感じです。

では侍についてのまとめです
・現代生まれで、2020年に現役で活躍している侍
・生まれた時から「サーモンを守る」使命を与えられた侍だった
・日本刀を持ったり持たなかったりしてるのは撮影上の都合
・サーモンが連れ去られたら寿司にされることはわかっていた
・サーモンを失って、侍で居る意味を見出せなくなり、復讐ではマシンガンを使用


生まれた時から侍となってサーモンを守ることは決まっていたとしても、その「時」が来るまでの間、誰にどのように育てられていたか・どんな人生を送っていたかは一切わかっておりません。
狐面を持っている理由が明らかになる日はいつか来ます。

以上です。
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。
またよろしくお願い致します!

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