見出し画像

こちらの記事は、RPACommunity Advent Calendar 24日の記事になります。
 
 
例えば、「生成AI」に「自然」という画像を作っていただくとして、そこで作られた画像は、まことの「自然」からは、どんどん遠ざかっていくのだ、と心得る。

「えっ、何を言ってるんですか?」

AIが学んでいる画像は、人間が「これこそ自然」だと定義した、そういう情報だけなのであり、ある意味、人間にとって都合のいい、人間にとってより好ましい「自然」という画像が学習元になる、ということ。

そうであるならば、ある意味、学べば学ぶほど、人間寄りの「自然」となり、あるがままの「自然」の本質からは徐々に遠ざかっていく、というわけです。

人間にとって、AIの進化や、一見、便利だと思われるパーソナライズは、「無意識の偏見」と極めて結びつきやすい。

つまり、「最善」を求める人間は「独善」に陥りやすく、「俯瞰」の失われた世の中は「最適」を失う、ということです。

今まで人間が善かれと思って成してきたこと、そこへの自戒をもってAIに寄り添うという心得が、いよいよまことに大切な時代になる、ということなのです。

感謝、合掌
慈永

ありがとうございます。お布施は、こちらから😊😊😊