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【イラスト】グミの雨

グミが降ってきたら楽しいだろうなー

今回の発想は単純でした。
「グミって綺麗だな。雨みたいに降ってきたら楽しいだろうな」
です。

「グミの雨」
面白い形のグミに喜ぶ女の子

空からふわふわと降ってくるグミ、ソフトタイプもハードタイプも、昔ながらのものも、今時のものもある。
女の子は思わず手を差し出して、それを受け止めようとする。
たくさんのグミたちは手から零れ落ちていく……

画面を埋め尽くしたい(欲求)

今回の一番の目的は画面をグミで埋めつくすことです。
しかし、本当にそうしてしまうと何の絵か分からなくなる。
なので、女の子を中心に添えて俯瞰にしました。
それだけで目線が女の子に集中し、グミが添え物になる。
不自然だと分かりつつ、スカートは大きく広げ、画面を基本青一色にしました。
なんか地面に食べ物が落ちるって不快ですし、茶色だと映え無いし。

グミたちは上空にあるもの、下に落ちてしまったものとリズムをつけて配置するようにしています。
画面を引き締めるために、あえて顔の上などにもグミを配置しています。

お菓子、ということで女の子はシャープでは無く丸みを出して幼さを見せ、色合いもなるべく制服の青寄りになるようにピンク系の髪にしました。
(青と紫は色環で隣同士)
もちろん表情は大きく目を開いた笑顔。
見てくれた人が同じ表情になってくれたらいいな、と思って。

メイキング(制作のポイント)

メイキングです。
構図自体は思いついた時点から決まってましたが、細かな点は微調整しながらラフを描きました。
特にどのくらいの俯瞰にするのか、手の重なり方はどうするかは少し迷いましたね。
最終的に完全俯瞰にしましたけど。

メインは女の子、ということで、上空のグミは差を付けつつもガウスボカシでぼかしています。
グミレイヤーをコピーして結合し、さらにそれをコピー。
ぼかす段階によってグミをレイヤーごとに消していき、ガウスボカシをかけました。
透明度を変えなければこれで色味は変わらないし、もし透明度を全体的に変えたい場合はぼかし済みレイヤーをコピーして、そこで透明度を変えればよいです。

ぼかす関係であまりグミは写実的にはしてないです。
あんまりリアルだと物語感が無さそうだし。

今回の一番の工夫は、先にグミの配置や大きさ、色を円形で構図取りするところですね。
(動画の10秒辺り)
こうすることで一個一個のグミに囚われずに全体を見ることができたと思います。

最後に

今後もこういった楽しい作品を描いていきたいですね。
もしお気に召したら、良いねフォローよろしくお願いします。

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