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【小説】クお白チ 058【第一期】

6灯付いたところで、おしゃべりと小鳥が歩いてきた
俺「おしゃべりとラブ、点灯試験の報告してくれ」
お「さっき言ったところとぉーもう1ヶ所点かなかったぁー」
ラ「こっちは全部点きました」
俺「分かった、ありがとう。みんなやる事あんまりないから、クッキーと白とローテして」
「はーい」×4
俺「おしゃべりチビの話しはどうだった?」
お「チビちゃんもぉーバカな事しちゃったねぇー」
ク「なにをやったの?」
お「サッちゃんにぃー意地悪しようとしたらしいよぉー」
小鳥がシュンとしてる
ラ「どうやって意地悪しようとしたんですか?」
お「小鳥ちゃんの方がぁー詳しいからぁー小鳥ちゃんに聞いてぇー」
小「えっ!わっ!私ですか!」
俺「おしゃべりより小鳥の方がくわしいでしょ」
小鳥がみんなの顔を見回す。みんなは小鳥を見てる。小鳥が詳しい事情を説明しだす。最初は黙っていたみんなもだんだん笑い顔になって、しまいにゃゲラゲラ笑い出す者も
俺「二人のみんなの前での誘導は俺は罠にかけてないよ」
白「どういう事ですか?」
俺「墓穴掘ったって言ったじゃん?」
ク「はい」
俺「二人が自爆したから、そこを突っ込んだだけ」
白「こわいですね…」
俺「簡単な一言から罠にかけられるよ。ね?おしゃべり」
お「私のぉー倍位よく見てるよねぇー」
ク「どうやって罠にかけるんですか?」
俺「やってみようか?」
「………………」×6
白「みんな誰がターゲットになるかビクビクしてますよ」
俺「えっ?白、どこがジンジンしてるって?」
白「あぁーーーーーーーっ!」
ラ「白先輩どうしたんですか?」
白「なっ!なんでもない!」
俺「クッキー分かっただろ?」
ク「す…すごい……」
俺「白、まだジンジンしてるのか?」
白「もう、言わないでください!」
俺「あとからみんなに追求されるのは分かってるじゃん」
白「やだぁーーーー!」
俺「覚悟しておいた方がいいと思うけどね」
白「なんで私がターゲットになったんですか?」
俺「みんなが黙り込んだ時に一番最初に口を開いたやつを突っ込もうと決めてたから」
小「絶対勝てない…」
俺「ジンジンは俺が言った事じゃないから、俺は責任取れないよ」
白「もぅ…」
俺「ラブの時と白の時は種類が違うの分かったでしょ?」
ム「違う」
ラ「どこが違うんですか?」
俺「ドキドキの種類。ラブは悲しくなった、白は恥ずかしくなった」
白&ラ「あぁー」
お「白ちゃーん。あとでお話し聞かせてねぇー」
白「ごめん、ゆるして、お願い…」
両手を合せて拝むようにして白が真っ赤になってる
俺「これは、俺と白とクッキーの秘密だから、勘弁してやってくれ」
ラ「えっ?クッキー先輩も?」
ク「えっ!あっ…あのぅ…」
俺「クッキー。こうやって罠の連鎖をさせて誘導するのよ」
小「それで私もまんまと乗せられたんだ…」
俺「そういう事。乗せやすい人の順番はあるけどね」
お「どういう順番なのぉー?」
俺「チビが一番、ラブが二番なのは分かるだろ?」
ラ「どうして私が二番なんですか!」
俺「そういうところ」
ラ「説明してくださいよ!もう!」
俺「緻密で繊細なくせに相手の言葉に反応する速度が速いのよ。たとえば小鳥だと相手の言葉を一回かみ砕いてから発言するから乗せにくいの」
ラ「反省しないと…」
俺「あとはクッキー、香、白、小鳥、おしゃべり、ムックの順」
ク「えーーー!私三番?」
俺「ね?口を開くのが早いでしょ?」
「あははははっ」×5
俺「あともう一つ種類があるよ」
白「なんですか?」
俺「さっきのラブの場合は俺とラブの会話で成り立ってた。今の白の場合はみんなを巻き込んでたでしょ?」
白&ラ「あぁ…」
俺「白の場合罠をしかけたのは俺だけど、いつの間にかみんなも突っ込み役にされてるのよ。これも誘導だね」
ク「酷いですね」
俺「その一言からターゲットにする事もできるんだよ?いいかな?クッキー」
ク「あぁーごめんなさい」
「あははははっ」×5
お「ラブちゃんはぁーなにがあったのぉー」
ラ「いじめられてウエストとヒップのサイズを自白させられました…」
小「防ぎようがないからしょうがないと思うよ」
俺「みんな警戒してますねぇ」
白「警戒しますよぉ」
俺「警戒してた方が俺は突っ込みやすいからいいんだけどね」
お「どうしてぇー?」
俺「おどおどしてるって事はそれだけ俺になにかを隠そうとしてるんだろ?」
ク「隠そうとするとどうして罠にかけやすいんですか?」
俺「こっちはその秘密をどうにかして見抜いてやろうと努力するからね」
白「限界はないんですか?」
俺「120%くらいかな♪」
ラ「こわいですよぉーー!」
俺「じゃ、ラブの事はもう見ない」
ラ「それはさっきやったでしょ!もう!」
ク&白&ム「あははははっ」
お「ラブちゃんもぉーあとでくわしく聞かせてねぇー」
ラ「えっ!…はっ…はい…」
俺「みんなでドンドン墓穴を掘っていくー♪」

いじめてるわけじゃない。みんなと仲良くしたいだけだ…

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