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well-beingについての独り言

今日はこれについて書いてみます。

個人的な考えをだらだら書いてしまう可能性が高いのですがどうかお許しくださいませ~

資本主義のパラダイムと限界

資本主義のパラダイムって何でしょうか?
私は「もっと成長し、豊かになることである!!」ということだと考えています。

この言葉って確かに魅力がありますし、とても正しいことに聞こえるのですが、その結果、いま地球上で何が起きているか?

そう環境破壊と貧富の二極化ですよね?

事業を成長させるためにありとあらゆる手段を講じ、そのためにいろいろなモノやサービスを考え、提供する。その結果として
作りすぎたモノが世界中にあふれ不要なものが世界中でごみ問題が発生する一方で、そのために森林伐採や生態系の破壊も行っている。
いらないモノを作るために地球環境を破壊し、そして作りすぎたモノがさらに地球環境を破壊するという状況です。

そしてそうした競争に勝つためにより規模の大きなシステムを作り上げる富めるものとそこで使役される貧しいものとの二極化が人類史上最も大きな格差になってきているのが現状です。

あと50年くらいで資本主義は行き詰る

資本主義の仕組みを回す前提条件は二つあると考えています。その二つともあと50年くらいでなくなってしまうので資本主義は行き詰ると考えています。

①発展途上国がなくなってしまう


モノの経済格差をあるとそこに資本主義で生まれたモノやサービスを供給できる大きな需要が生まれます。これって地球上で豊かな国とそうでない国があってそうでない国が豊かになっていくというプロセスで需要が生まれるという図式になります。加えていると購買力が生まれる前の段階としてその国の経済力がある程度まで育たないといけないのですが、その段階では産業に対する投資が行われます。
最近の例では中国もそうだったと思うのですが

安い労働力を求めて先進国の向上が進出→雇用が生まれることにより、GDPが成長し→購買力が向上し、購買需要が成長

という図式です。

地球上でこの先上記の図式で発展する可能性のあるのは西部アジアとアフリカだといわれています。逆に言えばこれらの地域の発展が進むと地球上で新たに大きな投資を行える地域が存在しなくなるということですね。

②地球の人口増加に歯止めがかかる


これもこの5-6年でささやかれているのですが、2050年~2070年くらいで地球の人口増加が減少に転じるのではという話です。理由は発展途上国における女性の出産数の減少です。スマホの普及以降、女性の高学歴化が発展途上国においても急速に進行しているそうで、高学歴は晩婚化を促進し、その結果、出産数が減少するそうです。
※このあたりの裏付けデータは見た記憶があるのですがちょっと今調べ切れていません。

国の経済成長と人口増加は比例しているのも一般的な話で、日本は2012年に人口減少に転じて2021年は1年で人口が60万人強減少(島根県の人口とほぼ同じ)しました。
中国はこの10年の間に人口減少に転じ、日本以上のスピードで少子高齢化が進むようです。

どれだけ頑張って良いモノやサービス作っても購買者が減っていくのだから経済成長はおこりっこないという当たり前の現実がこれからの50年で地球規模で起きるわけです。

豊かさって何?

この単純な問いに真剣に向き合わないといけないという状況になっていると思っています。

資本主義のパラダイムでは豊かなモノを手に入れる。金銭的価値の高いサービスの提供を受けるということになりますが、これを繰り返していると無駄なモノやサービスが世界中にあふれて環境破壊に歯止めがかからなくなるでしょう。

今の私たちの感じている豊かさの価値
物質的な豊かさの価値を
精神的に満たされた豊かさの価値に
置き換える必要があるのではないでしょうか?

精神的な豊かさとは

これについてはこの数年自問自答していていまだにあまり明確な言語化ができていないのですが、たぶん自分の中で幸せを感じる状態かなあと思っています。そしてこの状態の深みと頻出度が高ければ高いほど精神的な豊かさを得ることができているのではないかと考えています。

ちなみにヤマキンはスキーしているとめっちゃ幸せを感じます。じゃあスキーだけをやっている人生が最高かと自問(これってこの5-6年で何度もやっているという(笑))したときに、もっと精神的な豊かさを得ようとすると働くことの中でも幸せを感じられたほうがより自分の人生に豊かさを感じることができるのでは現時点では思っています(スキーは1年中できないというのもありますし)。

ヤマキンはバブルという拝金主義的な時代にまみれたときに染みついたマインドがこびりついているので精神的な豊かさにあまり深く言語化できないかもという自覚を持っていますが、それでも年俸5000万でどこかの上場企業の社長やってくれないかといわれたらおそらく断ると思います。
そういう意味ではスキーもできて仕事も自分のやりたいようにできている今の環境の豊かさは年俸5000万の上場企業の社長のポジションに勝っているわけですね。

今の状況はおそらく自分史上最高だと思っているのですが、じゃあこれ以上何も求めないかというとそうでもないようです。先述した幸せの深みと頻出度についてはもっとよくできるのでは思っています。自分の人生の精神的な豊かさをもっと高められないかと思っているわけです。
その考え方の一つで取り合えす自分の半径5Mの人に同じような幸せを感じてもらえると自分の幸せが深まるのではと思っていて北陸人材ネットの働き方をいろいろいじってみたり、そういう会社を目指したい会社の経営者の皆様の支援をしたりコーチングしたり、いろいろやっているというのが今の状況ですね~

well-beingって何?


さてwell-beingの話に戻りますが、実はヤマキンはwell-beingについてあまり深く学んだことがありません。人生の精神的な豊かさをうまく表現する言葉がないかといろいろ探していて現時点で最もしっくりくるのが「well-being」っぽいという感じでこの言葉にいったん仮置きして使っているような印象です。
結局のところ自分の人生の価値って相対的な何かで測るものでなくって自分自身が内的な充足感で感じるものなんですけど、そんな当たり前のことが資本主義のパラダイムに洗脳されてわからなくなってしまっているのかもしれないなあと感じていて、その洗脳を解くワードがwell-beingなのかもしれないと思っています。



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