いそいそ。

ウキウキ。

ガシガシ。

ジャジャー。

まだ夜9時前だというのにパジャマ姿になっていつ寝てもよい体勢になりました。

シャンプーを買ったので早く試したくってさっさとシャワーを浴びました。

シャンプーが私の浴室に鎮座するのは何年ぶりでしょう。

数年前ミニマリストになったついでにナチュラリストにもなっちゃえとばかりに、私の暮らしから洗剤のたぐいがどんどん減っていきました。

シャンプー&コンディショナー、

食器洗い洗剤に

掃除や洗濯洗剤

基礎化粧品や保湿クリームなどなど。

減らせば減らすほどに

(わははー。どーよ！)

と嬉しくってたまりません。

環境に優しい固形石鹸と重曹&クエン酸があればたいていのことは出来ました。

削ぎ落とした極地までたどり着いたら折り返し地点がありました。

まず、洗濯洗剤が昨年復活しました。

マグネシウムのみで洗って乾かすとどうも臭いがよくない感じがしたからです。

今はナチュラル系の洗濯洗剤をアレコレお試し中。

そして最近ではオシャレ着洗い用洗剤も復活しました。

ウールやシルクがボソボソになり縮んだ様子に耐えきれず(自業自得よね)思い切って買いました。

もうね。

復活ばんざーい！って感じです。

(特にオシャレ着洗いね)

そして今日のシャンプーです。

これだけは一生復活しない、させたくない、と思っていたので購入まで相当の期間迷いました。

キッカケは美容院でシャンプーをしてもらうようになってから。

カーリーヘアになってガッサガサ、バリバリの砂漠ヘアになったのでお手入れが必要になったのです。

あくまでも湯シャンを貫いてトリートメント導入を妥協案として受け入れたところ、かなりマシになりました。

人生最高の長さの髪になるにつれ、湯シャンで本当に汚れが落ちているのか自信がなくなってきました。

そこで3週間に1度美容院にてシャンプーをしてもらいリセットしてもらうことにしたのです。

そのシャンプー。

プロの手にかかると私の髪はふわっふわクリンクリンになるではありませんか。

しかもスタイリング剤をつけずにブローだけでも綺麗なのです。

私の髪のポテンシャルを知ったのでした。

(私にはまだふわふわが残ってるんだ！)

もしかしたら自宅ケアでもふわふわが出せるんじゃないかとシャンプー復活計画を検討していたのでした。

(よし。シャンプー買ってみるか)

(いや。やっぱり必要ない)

ということを数え切れないほど頭の中で繰り返してしまいます。

今日、とうとう購入にいたった理由はあっけなくやって来ました。

ふと、

「大切な場面や誰かと会う時に湯シャンとシャンプーを使って整えるのではどっちが自信持てる？」

という問いが湧いてきたのです。

即座に

(もちろんシャンプー使う！)

あらあら。

なんてことでしょ。

湯シャンに相当自信がなかったのね。

きっと一昨日のことが引き金になったに違いないと思いました。

寝坊をして髪を洗えずに行ったネイルサロンと歯医者さん。

どちらも長い時間かつ至近距離にて他人と接します。

その日は自分のアタマが臭いんじゃないだろうかと気が気じゃなかったのでした。

そのストレスが湯シャンの潮時と結びついたような気がします。

さぁ、決まったら即行動！

今日は外は寒そうです。

オシャレよりも機能性を重視しました。

持っているトップスの中で1番厚手のヤクのセーターを着て

太もも防寒用の3分丈レギンスを仕込み

ジーンズはロールアップしないで長く履いて

距離を歩くのでブーツではなくスニーカーに。

ダウンを着て大盤ストールをマフラーにして出かけました。

(ちなみにストールは"ミラノ巻き"がお気に入りよ)

やった！

上半身は全然寒くありません。

私のダウンはインナー用。
本来ならコートの下に着るものです。

それをアウターとして着ているもんだから中をガッチリ厚着をしなければいけません。

ヤクのセーターは大奮発したかいがありました。

こんなにも寒さから守ってくれるとは思いませんでした。

3分丈レギンスも優れもの。

ジーンズの下に履いているのと履いていないのとでは、比べものにならないほどに太ももが暖かいのです。

自分のコーディネートが外の気温にバッチリな時って最高に嬉しくなっちゃいますね。

なのに。

おやおや？

歩いているうちに足がヒエヒエになりました。

(さ、、、寒〜い！)

よく見たらスニーカーは春夏用で薄いメッシュだったのです。

帰り道にいたっては手がかじかんでしまいました。

(手袋とニット帽も買わないといけないかなぁ)

ウキウキと髪を洗いました。

香はトリートメントと同じで主張が強すぎない気品がある匂いです。

久しぶりに味わうヌルヌルとした感覚。

(湯シャンと違って洗いやすいなぁ〜)

洗いあがりは柔らかくなりました。

明日の朝どうなっているか様子をみないとなんとも分かりませんが今、乾かした限りでは

まぁ、、、こんなもんかな？？

大きな感動は特にナシ。

ただ、洗っている時も後も気持ちがよかったのでこれこそが1番の答えなのかもしれません。

いつも葛藤することですが、

どこまでナチュラルを貫いて、

どこまで地球に配慮して、

どこまで自分の心地よさを保ったらよいのか。

私自身がその価値観を決めて微調整しながら行動するしかないのですよね。

そして

「一生これを続ける」
(湯シャンのことね)

という思いほどあてにならないもんだなぁと分かりました。

マヨネーズは1周回ってキューピーに落ち着きました。

物心ついた時からこの味です。

酸味が強くて味がハッキリとしているところが好き。

チューブタイプのほうが使いやすいのですが冷蔵庫に置いてある姿は断然瓶タイプが美しい。

(冷蔵庫を開けた瞬間に目に入る可愛い容器はテンションも上がるのよね)

年を明けてから頑張っている所作があります。

玄関で脱いだ靴を揃えることです。

(今まで荒っぽい脱ぎ方だったの)

揃える時にはちゃんとしゃがんで

手つきや立ち上がる時も美しく。

(たまにヨロける)

これを繰り返していたら体に馴染んできました。

いくつになってもやれば出来るもんですね。

私は今日もエレガント。