はじめましての方もお久しぶりの方もこんにちは。きなこ（@kinacomoriiii）です。
とってもとっても久しぶりにnoteを書きます。

約3ヶ月前にマネーフォワードエックスカンパニーのプロダクトデザイナーとして入社し、奮闘中の毎日です🔥

今回はマネーフォワードのアドベントカレンダーに参加させていただき、入社を決めた理由や、これまでについて書いていこうと思います。
葛藤部分についても少し触れていますが、同じような悩みを抱えている誰かに届いたら嬉しい気持ちです（いるのかな）。

はじめに、簡単な経歴

新卒で銀行に入行し窓口を2年半ほど経験、その後SaaSの事業会社のUIデザイナー（最後1年はコミュニケーションデザイン的なものも少し）として5年ほど働きました。
 前職はスタートアップの会社だったので、ひとりひとりの裁量も大きく、毎日とても刺激のある日々でした。

何よりも、メンバーとカルチャーを大切にする風土が大好きで、自分が働く上で大切にしたい土台のようなものをつくることができました（本当に大感謝）。

心折れかける時代の到来

すごく恵まれた、チャレンジングな環境でデザイナーとして働かせてもらったのですが、年月の経過とともに、仕事の範囲や裁量もどんどん多岐に渡ってきて、「このままで本当にいいのか？」と考えるようになりました。

また、自分の場合だと異業種（銀行員）からのキャリアチェンジをしたことで、自分自身にレッテルを勝手に貼ってしまい、なんとなくスキルやデザインのアウトプットに自信が持てない場面が多くありました。
これは決して外部の要因ではなく、自分の性格や弱さがもろに出てしまったなと、当時を思い出して反省しています...。

数年前まではたくさん足を運んでいたデザイン系のイベントも、コミュニティも、いつのまにか参加回数が少なくなっていきました。当初はオープンにしていたアウトプットも、いつのまにか外に出すのが怖くなってしまい停滞気味に...。

ただ、仕事でメンバーとひとつの目標に向かって走っていくことはやりがいを感じていたので、デザイナー以外の関わり方でチャレンジできる別の職種を探してみたり、なんとかこの状況を打破したい一心で色々解決方法を模索していました。

一方で、プロダクトのデザイナーとして引き続き頑張りたいという諦められない気持ちもあり、何社かとお話をさせていただき思考の整理も行いました。
ですが、最後にはいつも「...デザイナーとしてやっていける自信がない...」と、自分でブレーキをかけてしまっていました。

そんな自分が嫌で、もやもやとする日々がしばらく続きます。
（いま思い出してもちょっと辛くなるし、自分に悔しい笑）

訪れた転機

そんなこんなで、次のキャリアを模索する中で見つけたのがマネーフォワードです。
元々マネフォが大切にしているMVVCが素敵だなと思っており、マネフォで働くメンバーのSNSを何名か勝手にフォローをさせていただいておりました。

☺️ < ぷち宣伝です。マネフォのMVVCについて知りたい方はこちらをご覧ください↓↓

ある日、偶然ビジネスカンパニー所属（マネーフォワードはカンパニーが3つあります）のはらゆみさんのポストをお見かけし、思い切ってカジュアル面談を申し込みました。
（本当にあの時はありがとうございます...）

その時も、「また自分にブレーキをかけてしまって、一歩踏み出せないのでは...。」と、尻込んでいたのですが、はらゆみさんは私のこれまでのお話をうんうんと聞いてくださり、「それなら、エックスカンパニーのデザイナー職はどう？」と、新たなポジションを教えてくれました。

それが、いま私が在籍しているマネーフォワードエックスカンパニーのプロダクトデザイナー職です。

「挑戦したい！」と思えた、マネーフォワードエックスカンパニーとは？

ここで、エックスカンパニーについて簡単に説明をさせてください。

マネーフォーワードは「法人向け」「個人向け」「金融機関向け」と大きく3つに分かれており、「金融機関向け」がエックスカンパニーの担当領域になります。

エックスカンパニーのことは、実はあまりよく知らなかったのですが、「パートナーと共に、新たな金融サービスを創出する。」というミッションのもと、金融に関するさまざまな事業が展開されていることも知りました。

なかには実際に銀行員さんが使うプロダクトもありました。

ひととおり話を聞いてみて、「挑戦してみたい...金融領域の課題を解決したい！」と強く思ったと同時に、銀行員時代に感じていたことも、実際にユーザーに寄り添って考える部分で活かせそうなのではと感じました。

このお話を聞くまで、銀行員のキャリアとデザイナーのキャリアを全く切り分けて考えていたのですが、そのふたつが繋がるのかも...？と思ったときにとてもわくわくしたことを今でも覚えています。

また、一緒に働くメンバーも向上心が高く、素敵な方たちばかりで「この人たちと働きたい！」と思ったことも入社の決め手となりました。

☺️ <メンバーを少しご紹介💡おなじカンパニーのやまみ〜さんのインタビュー記事がとてもよきです…！

そうして、マネーフォワードへの転職を決意しました。

実際に転職してみて

実際に転職して3ヶ月が経ち、現在は今は行員さんが使うプロダクトのデザイナーを担当しています。
実際に支店見学に行ったり、インタビューをしたり、金融の知識も少し活用しながら、プロダクトのUIデザインを行っています。

担当しているプロダクトのプレスリリースはこちら。
（具体的にやっていることはまた次のnoteでお話させてください！）

チームのメンバーとは、日々プロダクトに関する相談を行ったり、今後より効率的に機能拡充していくにはどうすればいいかなど、毎日課題と向き合いながら切磋琢磨しています。
分からないことも教えてくださり、日々助けられています涙（いつもありがとうございます）

アクセシビリティやOOUIなど、改めてデザインに関する知識をインプットし直したり、デザインのイベントにも参加したり...。毎日とても充実しています。

今こうやって挑戦したいことが見つかって、マネーフォワードでデザイナーの仕事を続けることができて、本当によかったなと思います。

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございました。
転職は本当にいろいろな葛藤がありましたが、この期間いろんな方々にお世話になったので、この場を借りてお礼をさせてください。

転職活動ではよく大事にしたい軸など聞かれると思うのですが、「働く人」や「環境」は勿論、「どれだけ自分が挑戦したいと思えるか」のような、パッションに近いような気持ちも自分には大事なんだなと、個人的な発見がありました。
悩んだぶん、新しい学びや気づきもあったので、今となってはよかったなと思っています。

今後も引き続きプロダクトを頑張りつつ、最近マネフォでもよく言葉にされている「感動するデザイン」を追求できるデザイナーになるべく、邁進していきたい気持ちです。。

マネーフォワードでは本当にたくさんのポジションや思いを持ったメンバーが集まっているので、気になった方は採用サイトなどもぜひご覧ください✨

自分に合う職種があるかもしれません💡

新しい環境で、選んだ道を後悔しないように1日1日を過ごしていきたいと思います！

明日のAdvent Calendar

アドベントカレンダー7日目はさえさえちゃんです！
素敵なメンバーの記事をお楽しみに！✨