今日はHorrorジャンルの洋書をブラウズしていました。

ホラーにも好きな作家と作品はあるのですが、実につまらない、虚仮威しや子供騙しの作品が多いのも事実。

とはいえ、これってジャンルフィクションの宿命みたいなものです。

「スタージョンの法則」をご存じでしょうか？
ＳＦ作家のシオドア・スタージョンが1972年に雑誌での対談で述べたと言われています。

ＳＦの90％はカスである　　　　
　　　　ー　スタージョンの法則

ホラー、ロマンス、ポルノグラフィなど、カスを量産しているジャンルは沢山あるのですが、中には読む価値のある傑作もあるのが悩ましいところ。

最近はほとんどホラージャンルの作品は探索していなかったので、久しぶりにちょっと覗いてみました。そうしたら、なんとなくホラーとも言い切れなさそうなタイトルをいろいろ発見しました。

The Tooth Fairy (English Edition) Kindle版　英語版 Graham Joyce (著)

Graham Joyce・・・。なんとなく聞き覚えがあります。翻訳が何か出てたんじゃなかったかなぁ・・・、と翻訳書を検索。

ああ！、これだ。

鎮魂歌 (〈プラチナ・ファンタジイ〉英国幻想文学賞受賞) 文庫 – 2004/5/25　グレアム・ジョイス (著), 浅倉 久志 (翻訳)

幻想文学大賞がらみの作品は、割に趣味に合うことが多いのでチェックしていたのでしょう。

他にも訳書がありました。

人生の真実 (創元海外ＳＦ叢書) Kindle版　グレアム・ジョイス (著), 市田 泉 (翻訳)

このあたりの叢書で取り上げられる作家なら期待できるかも。

それで検索してみると、大部分の作品が読み放題対象になっていて、実に20冊も読めるようになっているのを発見しました。

Requiem (English Edition)　英語版 | Graham Joyce 、 Suzanne Joyce

The Facts Of Life (English Edition) Kindle版　英語版 Graham Joyce (著), Suzanne Joyce (編集)

翻訳が出ている2作品も原書は読み放題対象でした。

SF、ホラー、ファンタジー、幻想文学なんかが好きな方には嬉しい作品群ですね。