お花は嗜好品。
日常的にお花を買う人は基本的にお金に余裕のある人。

現代はコロナでリモートが増えてお花を日常的に買う人が増えたと
ニュースでやっていましたね。
良い世の中だ！

私が悪戦苦闘のあのころは、とにかくお花は高価なぜいたく品。
ならば、そういう人がたくさん住んでいる場所に出店すればいいんだと。

ものすごいお金持ちはきっと出入りしているお花屋さんがいるでしょう。

私が目指したお客様像といえば、、
夫婦でバリバリ（古い言い方）働いていてまだ子供がいない、
素敵なインテリアの１LDK世帯。

みつけました。役所に行き世帯状態を調べ、何度も何度もその土地に行き
人通りと新しく建設中のマンションの間取りをチェック。

お店の前に車が停められるスペースがあり、でも車通りが激しくない、
（すぐに停められて興味を持ってもらうためです）
駅から3分以内。
おいしい有名なケーキ屋さんのそば。
（ケーキと一緒にお花を買ってお友達の家に行ってもらうためです）
腕の良いおしゃれな美容室のそば
（絶対に常連さんもおしゃれ。定期的に来られるでしょう）
園芸品を置くスペースがあること。だから日がそこそこあたる。
（あたりすぎるとすぐに育ってしまうので、そこそこ）

そんな都合がいい場所、、あったけど、、
なんとお花屋さんがありました（笑）

でも絶対にその場所がよかったので、勇気を出して声をかけました。
そこは古いお花屋さんで、おひとりで商いをされており
たたむかどうか迷っている、と。
さあ、突き進むのだ！