2023年12月12日、楽天証券と楽天銀行を申し込んだ
順調に登録が進めば、人生初の投資を、おそらくあと数日後にはしているはずだ。

知識として、つみたてNISAなるものが非課税でお得、iDeCoなるものは年寄りになるまで引き出せない、ということくらいは知ってた。色々なネット記事も読んだ。分散投資してリスクヘッジするのがいいらしい。それはなんとなくわかる。老後資金を貯めなきゃいけない。それはあまり興味が無い。けど、資産運用はやった方がいいのだろう。

しかし、行動には移さなかった。

金がほしい

どちらかというと、お金よりもやりたいこと、楽なことを選んできた人生だった。学生の頃、時給は低いけど楽そうなバイトを選んだ。就職活動では、年収なんて全く気にせずに自分の行きたい業界へいった。

ところが26歳になってから急に、お金が欲しくなった。
生活に変化があったわけでも、人生の節目を迎えたわけでもない。理由はないが、急にお金が欲しくなったのだ。
すると、今まではなんとなく「やるべきだよな…」と思っていたことが、徐々に「やろう」に変わっていった。

結局のところ、お金が欲しいと思っていなかったから投資をしなかった、お金が欲しいと思うようになったから投資を始めただけという、ごくごく単純な動機なのだ。

銀行に預けておくよりは

きっかけは、銀行の通帳を見たときだ。
通帳を開くと、冬のボーナスが入っていた。そのお金の大部分は使わない。今まで貯めてきたお金、これもほとんど使わない。

そう、お金は使わないのだ。あれ、せっかく使わないお金があるなら、ほとんど利子のつかない銀行に預けておくよりも投資に回したほうがよくないか？
投資に回せば、もしかしたら減るかもしれないし、増えるかもしれない。減るのが怖ければ、少額にすれば良い、分散させれば良い。

貯蓄が少ないときには気づかなかった。使わないをお金を銀行に預けるという行為が機会損失だったとは。

経験を得る、ということ

投資をする、これも１つの経験だ。

経験することの重要性は理解している。頻繁に旅行に出ているし、新しい場所への参加も心がけているし、たまに能動的に動くようにしている。
投資をすれば、投資をしたという経験が得られる。その経験があるのと無いのでは大きく違う。まだわからないけど。

メタ的に捉えれば、投資をすること、そのために調べたり行動を起こしたりすること、それ自体が自己投資と言えるのではないだろうか。

やらない損より、やる損だ。損は出さないつもりだが。

書く、が広がる

中学生の頃から、ブログを書いたり書かなかったりしてきた。
当時書いていたのは旅行記。今も書くのは旅行記。少しテイストを変えて場所紹介。うーん、幅が広がらない。

しかし今、お金について文章を書いている。サンライズ出雲とみずほを乗り継いで博多へ、ではなくて、銀行にお金を預けることが機会損失である、なんて書いてしまっているのだ。

旅は受動的な娯楽であるが、書くことは間違いなく能動的な行動だ。
もちろんこれからも旅と鉄道について書き続けるだろうが、これから始まるぴっちぴちの投資人生についてもしっかりと記録していきたい。