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謡い、舞い、そして歌う

年が明けて、もう20日あまり。
今年もすごい勢いで、過ぎていきそう。

先日、本屋さんのレジに並んでいたら、前方に並んでいる若い人がたくさんの歌集を抱えていた。
本当に、短歌ブームなんだなあ、と思う。

短歌を作りはじめて、はや四年。
周りに同じ趣味の人がいないこともあり、短歌ブームを実感することはなかった。
それが、こんなに若い人にまで広がっているなんて。
今年の大河は紫式部だし、ますます盛り上がっていくのかもしれない。

私の拙い短歌も、毎週日経歌壇への投稿を続けているおかげか、少しずつ採ってもらえることも増えてきた。
評がいただけたときの嬉しさは、格別だ。
今年も日々の心の動きを逃さず歌にして、コツコツ投稿を続けることを、目標にしたいと思う。

去年から始めた、お能の謡と仕舞のお稽古も、「謡十年、舞三年」の精神で、今年も続けていきたい。
こちらの方は、近年、お稽古をする人が少なくなってきているらしい。
お能の演目には源氏物語を題材にしたものもあるし、大河ドラマとともに、ブームが来ないかなあ。今年は「野宮」を観に行きたい。


金色のどんぐりの子ら改札に押し寄せてきて今日は遠足
(2024.1.20日経歌壇・穂村弘選)

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