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【ターゲットについて知る】スポーツ×旅行における重要なデータ

こんにちは!
ご覧いただき、ありがとうございます。

私は現在大学4年生で、4月から旅行業の会社に入社が決まっております。
長年スポーツをやってきたため、「スポーツ×旅行」というテーマでビジネスをしたいと考えております。

そこで、ビジネスを行う上で、顧客となり得る「外国人の方々のニーズ」を知ろうと思います。
自分の考えるビジネスを実現させるために、まずは顧客のニーズを見極めていきます!

※私が考えるビジネスの詳細については以下をご覧ください。



海外で人気の日本スポーツとは?

ここ数年で「スポーツツーリズム」という言葉がよく聞かれるようになりました。
スポーツを「する」ため、「みる」ために旅行をするというものが主流になります。

海外の人は一体どんなスポーツを「したい」、「みたい」と思い日本にやってくるのでしょうか。

ここでは、スポーツ庁の「スポーツツーリズムに関する海外マーケティング調査報告書(2018年3月)」のデータを用いて、外国人の方々にとって人気の日本スポーツについて考えたいと思います。

スポーツ庁
『スポーツツーリズムに関する海外マーケティング調査報告書』
https://www.mext.go.jp/prev_sports/comp/b_menu/shingi/toushin/__icsFiles/afieldfile/2018/03/27/1402797_00004.pdf


「する」スポーツは”スノースポーツ”、”登山”、”ウオーキング”

スポーツ庁の調査によると、訪日外国人数の上位7カ国の結果がこちら。

中国・・・登山
韓国・・・登山
台湾・・・スノースポーツ
アメリカ・・・ウォーキング
タイ・・・スノースポーツ
オーストラリア・・・ウォーキング

「登山」というと、確かにスポーツツーリズムの代表格のような感覚が、個人的にもあります。

また、台湾やタイといった高温で雪が降ることのない地域では、スノースポーツ(スキーやスノーボードなど)が人気というのは、納得の結果ですね。

ここには記載がありませんが、サイクリングも人気が高いと肌感として感じています。
データでも各国の上位3番以内には高確率で入っているスポーツです。

※各国の日本で経験したい「する」スポーツツーリズムの最も人気が高いものを記載しています


「みる」スポーツは”武道”、”野球”、”相撲”

「みる」スポーツの場合はこちらです。

中国・・・武道(柔道、空手、剣道、合気道など)
韓国・・・野球
台湾・・・野球
香港・・・武道
アメリカ・・・武道
タイ・・・バレーボール
オーストラリア・・・相撲

「みる」スポーツでは、”THE日本スポーツ”が人気を集めているという結果のように感じます。

メジャーなスポーツよりも、日本独自のスポーツである「武道」、「相撲」というのは外国人の方々は、「是非みてみたい!」と感じるでしょう。

野球の人気もかなり高いです。
データは2018年のものですので、WBCでの日本代表の優勝などの影響で、今はさらに人気を高めている可能性もありますね。


顧客がニーズを持つ理由を理解する

今回は「スポーツツーリズムに関する海外マーケティング調査報告書」を元に、日本のスポーツツーリズムを外国人の方々の目線で考えてみました。

感じたのは、「なぜそのスポーツが人気か」をよく考えることです。
単に人気だから、「そのスポーツの価値を海外に向けて発信していこう」と考えるのではなく、

例:台湾やタイは雪が降らないから、雪が体感できるスポーツにニーズがあるな。地理的に近く、雪が体験できる場所は”日本”だな

というように、”顧客が持っているニーズ”と”そのニーズが生まれる理由”を把握しておくことが大切だと感じました。


人気スポーツを体感できる回数を増やす

今回のデータをみて、「みる」スポーツにおいては日本独自の発展を遂げたスポーツの需要が高いことを改めて実感しました。

その人気スポーツを体感できる回数を増やすというのは、今後考えていきたいと思いました。

野球は年間百数十試合が行われます。
これは集客において、沢山の試合が行われる分、人を呼び込む機会が多いというメリットとなると思います。

武道の中でも柔道は、1年の間で毎月大きな大会が行われているようです。
現在、どれくらいの外国人の方が観戦するかは分かりませんが、観戦機会が多いというのは、海外に発信する上で良いことでしょう。

しかし、相撲の本場所は2ヶ月ごとに行われ、一場所の期間は約2週間。
力士の方々の疲労を考えると、相応のスケジュールだと思われます。

ですが、外国人観光客が相撲をみるチャンスは、野球や柔道と比べると、多くないといえそうです。


スポーツの種目によって、試合数やテレビ・ネット配信の有無などが異なってきます。

多くのスポーツが「する」、「みる」のどちらにおいても体感できる機会を増やしていくための方法を考えていきたいと思いました


「みる機会の絶対数が少ないスポーツを、外国人の方々に体感してもらうにはどんな方法があるのか?」

何かアイデアがある方は、コメントいただけるとうれしいです。
よろしくお願いします!


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