中国のおもてなし文化
ちょっと用事があって上海に行ってきました。
今回が最初ではないんですが、中国のおもてなし文化を改めて感じてきました。
ゲストを放っておくという感覚が無いのか、朝から晩までびっしり予定が組まれているし、その後の夕食も色んな方からお誘いを受ける。
日本人的な感覚なのかね、ちょっとくらいのフリータイムや、ゆっくり自分の仕事を出来る時間があるくらいの方が良いと思うじゃないですか。
それが殆ど無くて、とにかく1人にさせないって感じ。
1人にさせないのは飲み会の作法にも現れている。
円卓に座って、乾杯をした後、もう一口ビールを口に運ぼうとした瞬間
”Don’t drink alone!!”
何故か怒られてしまう
理由を聞くと、お酒を飲む際には必ず誰かと杯を合わせて一緒に飲まなければならないみたい。それがたった一口でも…。
いつもの癖でつい1人で飲もうとしてしまい、その度に何度も注意を受ける僕。
最初は面倒くさいなぁ思っていたが、そうやってずっと皆んな一緒に飲んでると、皆んな平等に酔っ払ってくるんですよね。
皆んなギャップ無く、飲み足りて無い人が居なくなって来る訳です。
それがなんとも楽しい。
そしていつの間にか全員が入り乱れる。
側から見ると相当やかましかったと思うけど、隣のグループも同じ感じだから、no problem。
今日初めて会った人でも、言葉が通じない人でも関係なく杯を交わして、友達になる。
言葉が通じない者同士が何故かWeChat(日本で言うLINEみたいなもの)の連絡先を交換して、今度中国に来る時はまた会おうと約束する。
日本国内や海外で中国人を見ると、喧しいなぁと思うかもしれないですね。
でもその背景には、彼らには彼らの良い文化があるんだなぁと感じました。
日本のおもてなしも品と思いやりがあって素晴らしいですが、中国風の刺激とアルコール多めのおもてなしも良いんですよね。
谢谢。
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