先生になるまで 大学入試

こんばんは
先生ニキです。

専門学校も2年生となり、
進路について考えるときが来ました。
友人は就活をしているなか、
編入試験の大学を探していました。
そこで見つけたのが私立A大学(仮名)でした。
ここ近年教員免許が取得できるようになった大学で、教員免許以外の資格も取ることもでき、
また、何人か過去に行っていることもあり、
対策もしやすい大学でした。

ここで両親が待ったをかけました!?
「そこの大学受けてもいいけど、まずはここの公立B大学を受けてみないか?」

実は編入試験は高校の頃の大学入試と異なり、
大学によっては公立大学の後に私立大学を受けることができます。

両親が言いたいのは、
公立B大学を受験して、落ちたら私立A大学を受けて欲しい。とのことでした。

B大学は最初考えていましたが、
大学を落ちている私からしたらハードルが高すぎ、
更には地元から半日かかるくらい、離れています。
ただ研究や授業、アスリートも輩出しており、
学ぶには素晴らしい大学です。

余計に大学全落ちした私は怯みます。

ただ落ちてもA大学を受けるのだし、
挑戦してみるのはありかもしれません。
こうして公立B大学を受けて、落ちたら私立A大学を受けることを決めました。

A大学もB大学も受験内容は同じでした。
①小論文
②面接
③スポーツテスト

①小論文は小論文を書いて添削してもらいました。ここで私が本当に学力がないのだと、改めて痛感しました。そこで毎日の小論文はもちろん、新聞記事のコラム欄を書き写したり、本を読み、文字や文章に慣れ毎日触れるようにしました。
また、スポーツ関連のことが出るので、ある程度ヤマを貼りました。オリンピックが東京にくるかもしれない年だったので、「東京オリンピックの効果」や、部活動での体罰やハラスメントが社会問題になったこともあり、「体罰について」等いくつかのネタを学び持っていきました。

②面接は聞かれる内容はわからないので、願書や志望動機、専門学校のことなど当たり障りないことの練習と、入退室の練習を入念にしました。

③スポーツテストは当時も運動はしていたので、今のポテンシャルで挑みました。

公立B大学の入試
①小論文
内容は「ゴールデンエイジ」と「体罰の禁止についての考え」でした。
ヤマが当たりました!ゴールデンエイジに関しては、丁度前期テストでしてました。これもラッキーです。
②面接
聞かれたことほ基本願書のことや、スポーツ歴、今後の進路でした。緊張で入室の仕方を忘れて、前の人のやり方を真似て入室したことを覚えています。
③スポーツテスト
基本的な運動テストでした。これは2日目の試験でした。待ち時間も長く、廊下は暑く扇風機しか暑さ対策はありませんでした。どうせ1日目の試験で合格が怪しかったので、もうヤケクソで出番まで扇風機の前で涼んでいました。

編入試験後父親とご飯へ行ったのですが
こんな話をしました。
「B大学は落ちたと思う。小論文も面接もあまり覚えてないけど、上手くいかなかったと思う。A大学で教員免許以外の資格も取りながら、先生になろうと思う。何よりB大学は遠いし、環境が違う」
それを聞いた父親は
「高校の頃と違ってそこまで考えられるようになるなら、行きたい大学へ行きなさい。ただ大学に受かったこともないのだから、落ちたかも受かったかもわからないだろう?」となかなかのパンチを打たれました笑

合格発表は泊まり込みの実習を行っている時でした。宿舎に戻ってそう言えばと思い出し、
ホームページで確認しました。
「あれ、、、、番号がある。本当に?」
ここ最近だと自動車免許くらいしか受かってない私は、何度も見返しましたし、何度も友人や先生、両親に確認してもらいました。
公立B大学に合格しました💮
高校の頃は大学すら受からなかった人間が
でもまだ信じられません。
合格の実感が湧いたのは合格通知が届いた時でした。

こうして高校の頃に大学全落ちした私は、
まさかの公立B大学へ編入学することとなりました。

因みに2日目のスポーツテストで扇風機の前で涼んでた光景は、入学後に「試験の時に扇風機の前で腹出して涼んでた人やろ?」と言われました。
意外と見られて覚えられているものなのね笑

私が編入できたのは
・小論文を書いた時に自分がこのままではいけないと、遅れながらの勉強を始めたこと
・様々な知識を入れながらも、先生になるという芯をぶらさなかったから
かな?と思います。
正直小論文も面接もやればやるほど伸びます。
アホだった私が言うくらいです。
それをいかに継続できるか?だと思います。
私は「先生になる。大学に編入する。」と強い芯があったから継続できたのかもしれません。

小論文の対策で本を読むようにもしていましたが、
これは今でも読書の習慣がついて、
とても良い副産物をゲットできました!

その辺の先生が先生になるまでの記録ですが、
読んでいただき、ありがとうございます。
「スキ」をしていただけたら、
また頑張って書こうと思いますので、
読んだよ程度で押していただけたらと思います。

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