梨の花読書会

社会人の読書サークル「梨の花読書会」です。 課題図書型の読書会を月1回のペースで開催し…

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社会人の読書サークル「梨の花読書会」です。 課題図書型の読書会を月1回のペースで開催しています。 次回は11月12日15時~ メンバー募集中!

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宮沢賢治「猫の事務所」読書会――第4回梨の花読書会

実施日:10月14日(土)神田某所 参加者:5名(U、I、S、F、K) 司会・課題図書選定:Fさん 議事録作成:U 課題図書 宮沢賢治「猫の事務所 ……ある小さな官衙に関する幻想……」 初出:『月曜』(尾形亀之助編、1926年、二月号) ○あらすじ 軽便鉄道の駅の近くに、猫の第六事務所があった。そこは、猫の歴史と地理を調べる事務所で、猫たちにとってたいへん便利な事務所だった。というのは、旅行に行こうと思い立って、その土地や土地の名士について知りたいと思ったら、第六事務所に

    • 梨の花読書会 課題図書:小川洋子『密やかな結晶』ふりかえり

      第3回梨の花読書会 9月3日開催  課題:小川洋子『密やかな結晶』(講談社文庫) 参加者4名:(U、I、S、K) 下記まとめ:参加者U 参加のSさんが、以前表紙が気になって購入したことが選定の経緯。 〇あらすじ 「わたし」の暮らす島では、ある間隔をおいて人々の心・記憶から事物が消失する。原因も理由も分からない自然現象のような消失を、島民は受け入れている。島民の中には消失によっても記憶を失わない人々がおり、小説家である「わたし」を担当する編集者のR氏も、そういったタイプの人

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