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一生つくり続けていくのだから

子どもたちの居場所、学び場をつくることは、私の「夢」だと思っていた。

夢は、追うもので
「叶うか、叶わないか」
そんなものさしが自分の中には少しだけあった。

自分たちでつくった学び場を
自分から離れることになって

「なんて自分勝手なんだ」と自分を責めた。

「私は子どもたちを見捨てた」

そう、自分を激しく責めたときもあった。


だけど、今日、自分の中で「そっか」と腑に落ちることがあった。

それは、友人へのメールの返信の中で、自分からポロッと出てきた言葉だった。

「これから私は、一生子どもたちの居場所、学び場をつくっていくから」

あたり前のように出てきた言葉に、ハッとした。

一生。
一生つくり続ける……。

そうだ。
私はきっと何度挫折しても、何度軌道修正しても、きっとずっとやめられないのだ。

子どもたちが自分のありのままでいられる
居場所。
ほっとできる場所。
自然と学びたくなる場所。
好きなことに夢中になれる場所。

そんな場所をつくることは、
もう私の夢ではない。
いつの間にか、私のライフワークになっていたんだ。


そうだとしたら、もう頑張って「追い求める」必要はないかもしれない。

私が私のまま、
ありのままで幸せに生きていく。

その隣に
その場所はいつだって「ある」のだから。




子どもたちが笑ってる。
大人がワクワクしてる。

はしゃいだり、歌ったり、悩んだり、笑ったり、涙したり……
学び合って、癒しあって、繋がりあって。

そんなことが自然にじんわりと広がって。

優しさが優しさを呼んでいく……
そんな優しい世界。



今は、子どもたちと離れてしまったけれど、
ずっとずっとここで見守っている。応援している。


そして、会いたくなったらいつでも会える。
困った時は、いつでも来れる場所をつくっていくんだ。

何年経っても
大人になっても、歳を重ねても。

ずっと変わらず。

私はここで笑っていよう。



夢から、ライフワークへ。

肩の力を抜いて、ゆっくりいこう。

幸せな人生は、
これからもずっと続いていくのだから。


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