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言葉はまるでメロディのように

書くのって楽しいな
書くのって好きだな
と思う

それと同時に
書くのってちょっと大変
書くのって苦しい

そう思うときもある

だけど不思議

書いたあとはどんな文章でも
心が少し軽くなったような
スッキリした感覚

書かなきゃ
で書いていくと全然書けないのに

なんとなく
ふと書き始めたときは
言葉が次々と溢れてくる

もしかして
私は書いているのではなく
何かに書かされているのでは?

……なんて急にカッコつけてみる笑

いや私だけでなく
みんなみんな
書くという行為をするときは
何かと繋がって
そこから言葉が降りてきているのでは?と思う

それはきっと昨日ステージで
太鼓を叩いている高校生と中学生を見たからだ

かっこよかった

彼らは
太鼓を叩くとき
とても気持ちが良さそうに
太鼓のバチを天に向けてスッと伸ばし
一瞬笑顔を天に向けた

そして
太鼓の面に向けて
真っ直ぐに降ろしていた

バチが
太鼓の面に降りた瞬間に
ドンっと
みんなの心の奥まで音が響く

なんて気持ちが良さそうに
音を出すんだろうと思った

そしてふとこの人たちは
何のために太鼓を叩いているんだろうと思った


音は目には見えない
決まったカタチにもならない

でも
そこに確かにエネルギーはあって
それは人に必ず伝わって
わけもなく心が震える
涙が出る

それはきっと
天と繋がっているから
そこからのエネルギーが太鼓の音を通して
私たちに響いてくるからなんだと思う

伝えたいことが
音を通して伝わってくる感覚


じゃあ
書くことは?

書くことも音楽と一緒で
音になって
エネルギーになって
人から人へと
響いているのではないだろうか

こうして
パソコンのキーボードを
パチパチと打っていると
何だかピアノの鍵盤を弾いているような感じもしてくる

言葉はメロディーなのだ

そして
自然と今ここに溢れる言葉は

天と繋がり
私を通してここに降りてきている

もしかしたら
みんなそうやって
「書いている」のではないだろうか




「もっと書いていいよ」

「書くことで奈菜絵さんのエネルギーが浄化されていくよ」

先日親愛なる方にそう言ってもらった

書くことで
自分の中に滞っているエネルギーを
綺麗にしていく

書くことで
届けたいエネルギーが
届けたい人へと届いていく

書くことで
まるで音を奏でるように
目に見えないものが伝わっていくんだ



少し肌寒い
しとしと雨の月曜の朝

桜の開花が待ち遠しい朝の
ちょっぴり長いつぶやき

少しずつ咲いてきたね






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