見出し画像

家内が連れて来たのは誰?

こんにちは南仙台の父です。
話が気持ち悪い話なので、写真は関係のない爽やかな感じにしてみました。
今回は久しぶりに心霊ネタになります。
夜中にトイレに起きちゃう方、怖がりの方、そんな方はそっとここから外れ
た方がよろしいかもしれません。

今回は自分の話ではなく、表題の通り家内の話です。
家内はとある病気の治療のため定期的に通院しています。
通っている病院はいわゆる地域の中核病院というやつで、一見のお客様、い
や間違えた紹介のない患者さんは診てもらえない病院です。
そんな病院からの帰宅後の話です。

私が普段は自宅で仕事をしていますが、色々な事情もあって時々家内の妹が
私の代わりに病院の付き添いで来てくれることがあります。
今回は義理の妹(私からみて)が一緒に病院に行って、車で自宅まで送って
もらった後からの話です。
家内が夕方帰宅した後でかなり疲れていた様子でソファでそのまま寝込んで
しまったところから話が始まります。
普段から疲れるとソファに横になって寝ていることもありますが、その時だ
けはいつもと違った様子が視えていました。
何か叫んでいますが何を叫んでいるかはわかりません。
とりあえず放っておきましたが、しばらく何か言葉というよりも得体の知れ
ない言語を叫んでいるようでした。
私が仕事、息子が食事をしていましたが突然家内が話始めました。
「何か言った?」
誰も何も言ってませんし、私に至ってはリモートで会議中でその時は私は話
をひたすら聞いている状態でしたし、息子も怪しいアニメの動画を見ていた
ので誰も話かけてはいません。
「何か言った?」
「誰かわたしの近くで何か言った?」
私の仕事場所からも息子の怪しいアニメを見ていた場所からも離れているの
で、誰も家内の至近距離には近づいてはいませんでした。
何か寝ている家内の上に乗っかっていて、何か話していたようですがその時
点では何かわかりませんでした・・・。(ナンパではなかったようです。)

その後、家内が寝るということで寝室に行き、そのまま寝ておりました。
私も仕事がひと段落したので寝室に行って寝ておりましたが、相変わらず家
内は何かを叫んでいました。
寝室は暗くなっていましたが、私も布団に入ると何かいるのがわかりました
が、その時は何がいるのかまではわかりませんでした。
その後、家内の叫びがだんだんと激しくなり、聞いたことがないような得体
の知れない言葉が長々と続き、その後家内から黒い影のようなものがすぅ~
と出て行き、寝室の扉の向こう側に消えていくのがわかりました。
視た感じは中年の男性のようでしたが、この辺りで見かけるような霊ではな
く、生霊のようなものでもありませんでした。
また、黒い影が消える前はパチパチという火が燃えるような音もして、更に
オレンジ色のような鈍い光も天井で発していましたので、良くない霊が居た
ことは間違いありません。
その後は家内は何事もなかったように寝ていましたが、かなり疲れたようで
疲れた感じだったようでした。

次の日もまた家内は調子が悪かったようで、朝からソファで横になっていま
したが、やはり朝からずっと横になった瞬間から意味不明な叫びをあげてお
りました。
その日も朝から息子がいて、不思議そうに家内を見ておりましたが、何をど
うして良いかわからないといった感じでした。
朝からリモート会議をやっていた私が会議が終わってから家内を視るとかな
りやつれた表情でソファで寝ていたので、鑑定の仕事で使っている魔除けの
チャームを渡してそれを握っているように伝えました。
そうしたら完全に抜けたようで午後からは起きて動いておりました。
たぶん、前日病院から病院内を彷徨う霊を義理の妹が運転する車に同乗させ
て、自宅に連れ帰ってしまったようで、その後は彷徨える霊の餌食となって
何やら訳のわからぬ叫びをずっとさせられていたようです。
家内もずっと自身は金縛りに遭った状態で完全に身体を支配されている感じ
だったそうですが、魔除けの効果もあって自宅からは消えていきました。
(ちなみにチャームはAmazonで購入できます。)

私も何度も家内の病院には付き添いで行っていますが、正直いえばあまりい
い気が流れない感じで、建物の構造上の問題もあって霊が憑きやすい場所で
もありました。
まあ、そんな所に通っていれば一つや二つくらいは霊を連れ帰っても仕方あ
りませんが、何か波長が合ってしまってわざわざ車に乗ってついて来たよう
でした。
まあ簡単にいえば霊のライドシェアみたいな感じかもしれません。
きっと今ごろは病院に戻って彷徨っていると思いますが、勝手に許可なく外
出・外泊したのは問題だったに違いありません。
この事件があった後で家内に貸したチャームを見ましたが、渡した時よりも
ボロボロになっていたので、かなり激しい攻防があったのかもしれません。
とにかく、患者も霊も勝手な外出・外泊なんか絶対にダメですから・・・。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?