腹を空かせて

 昨日、一篇の詩を投稿して「あれ、詩人いけるかな」なんて浮かべて、一夜明け、仕事をこなした。酒のアテ兼夕食を成城石井で購入(3種のきのこと自家製ベーコンの白トリュフ風味ガトーニ、日向名物・とり源鶏炭火焼)
し、台所や縁側、仏壇など土曜日の掃除をこなす。実況パワフルプロ野球の栄光ナインを進めて(600以上回している。知ってる人なら引くレベル)、noteのネタを考えていた。
 そして、浮かばなかった。
 そして、見つけることができなかった。
 そして、私は、諦めた。故に、「今、どうしているか」を記すことにした。もとい、するしかなかった。
 詩なんて書こうかと、一瞬、頭をよぎったけれど、気まぐれに捻りだすからいいのであって狙って書いたら質は保証できない。ねっからの詩人ではない。所詮、中原中也に影響を受けた程度の人間で、「家にいるのに帰りたい」と考える男なもので。
 さぁ。本題といこうか。
「腹を空かせて」
 シンプルに減ってるんです。昼にパンを齧った程度なもんで。空腹の状態で、書くことなんてありゃしない。欠かす訳にはいかないと、タイピングしている次第で。こういうものを書くときは、罪悪感に苛まれる。単なる穴埋めにすぎない。しかし書く。
 空腹は人を狂わせる。ときには他者に危害を加える恐れすらある。が、この家には人がいない。だから、自由に狂って構わない。周辺の家に迷惑をかけなければいいのだ。丁度、これから酒を飲む。早くnoteを終わらせたくてしょうがない。しかし、まだ終わらない。
 さて、ここで指摘したいことがある。
 ある、入浴剤を今しがた使用した。
名は「旅するJUSOちゃん しっとり、とろり。北海道ミルク風呂」という。
裏の説明文の拝読し、愕然とした。まずは読んでもらうとしよう。

「JUSOちゃんとは重曹から生まれた正義のヒーロー。「旅するJUSOちゃん」は、そんなJUSOちゃんが、美しくなりたいみんなを応援するため全国各地のご当地素材を見つけに旅をするご当地入浴パウダーシリーズです。」
 
 やい。まずね、同じ文章に「JUSOちゃん」を三つも書くとは何事か。いらないね。それから、「全国各地のご当地素材」はおかしいぞ。全国各地の時点で、ご当地以外何があるのか。意味が重複しているぞ。
 推敲して、正してみますぞ。
「JUSOちゃんは重曹から生まれた正義のヒーロー。美しくなりたいみんなを応援するため、全国各地へ素材を求めて、旅する入浴パウダーシリーズです。」
 これでいいでしょ。多分な。さてと、本題からダイナミックに脱線したところでもう終わりだ。空腹が限界を迎えた。もう公開設定に移る。

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