映画「THE FOOLS 愚か者の歌」に想う
THE FOOLS !
これ以上愚直にロックを生きた者たちがいただろうか?
時代に抗い無頼の筋を通し続けたロックンローラー
伊藤耕、川田良、そして仲間たちの「愚か者たちの歌」
この映画は彼らが生きた証であり、また墓碑銘でもある。
ロックという生き方…。
そんなフレーズは随分前から色褪せた写真のように、心の引き出しに仕舞い込んでいた。
だが、奴らは違った。
その筋金入りの無頼派のゆえ、自ら商業主義のワナから免れ、また弾かれたのだろう。
確かにフールズ以前から二人はトラブルメー