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【短歌日記】絶不調を脱した雨上がり

午後三時空っぽの胃にツナマヨがほどけて「おいしい」を取り戻す


少し前まで、年末からずっと自分が家事育児をやっているなぁ、という意識が大きくなって自分が押しつぶされそうでした。

現にまいっていました。

夫はいれば助けてくれますが、まぁいない。仕事に時間を取られて、夫もヘトヘトです。多分夫の会社に殴り込みに行きたい人は多いのではないかなぁと思いますが、何しろセキュリティ管理がバリバリなんで、下手にネットで呟いたら私が消されてしまうので、口を閉ざすしかありません。悔しいことに。

なので、詰んでます。

うちの実家は同じ都道府県内ですが,両親は働いていますし、ビミョーに遠いしで気軽に援助が求められません。

ですがこの間、実家の家族LINEで、毎朝私がプリティな息子の撮りたての写真を流しているのですが、私の膝の上で微笑む息子とその顔の上で笑っている私を見て、母が

「元気そうで何よりです」

と反応してくれました。

このまま流そうかな? と思ったのですが、いやいや、今の自分の現状をそう思わないでほしいと思い、

「実は元気じゃないんだよ〜食欲がない!」

と伝えました。

家族は病気を心配して受診を勧めましたが、私は

「家事育児の無限ループにまいっているだけ、受診してもどうにもならないんだ」

と自分の見立てを述べました。

心配の声が寄せられたぐらいで状況は変わらなかったのですが、誰かも私の現状を知ってくれていると思うと、孤独じゃないなと感じられて、ほんの少しだけがんばる勇気が出ました。

家事育児ループもそうですが、あと、私の場合この春あたりにドカンと精神がまいるという謎リズムがありまして。
多分PMSの類いだと思うんですが、これがすっごい強い力で自分をネガティブワールドに引きずり込むんですよね。

話は少しズレるのですが、この間、テレビのロードショーで『すずめの戸締り』が放送されました。

私あれでティッシュの山ができるぐらいべっちょべちょに号泣したんです。
一般的に感動する場面はある映画ですが、きっと私の泣きは常軌を逸していました。

ここら辺で『ん? もしや??』と気付くに至りました。

気付けば、浮上の糸口が掴めたってもんです。

しかし、胃はあまり食べ物を求めていないまま。がんばって食べたとしてもお腹が苦しく、消化不良なのか普段よりおならやげっぷが出てきて辛かったです。

そんな中新年度が始まり、仕事をしていると息子の保育園から電話がかかってきました。

発熱でお迎えの要請です。

難なく職場をあとにすると(職場のみなさん、いつもありがとうございます)、なんか空腹みたいな感じを覚えました。

電車が来る前にコンビニに寄って、焦茶色のおいしそうな和風ツナマヨを購入しました。

すっごく、おいしかったです!

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