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私は久しぶりの両親に会った。

   #鬱気味観察日記

   私の母は、アルツハイマー型認知症である。当の本人はこれっぽっちも自覚がない(当然であるが…)。前の職場から実家が近かったので週に2回は顔を出し、母にコーヒーを煎れてもらうよう促したり母が出来ることをあれやこれや注文して活動するよう仕向けていた。
   現在の職場に転職してからめっきり忙しくなり実家に顔を出すのは週に1回それが10日に1回、そして今心身ともに落ちているので半月ぶりに両親の顔を見た昨日であった。
   私はこの半月で有難い事に体重が落ちてしまい(それでもちょっとした男性より重い)父にそれほど調子が悪かったのかと心配された。母は私の過去のイメージが今ひとつ分からないようで「元気そうで良かったわ」とニッコリしていた。
   
   床に臥せっている時、度々母から電話がくる。
「清一郎さんはそこにいる?今父さんがうちに来てるんだけれど、清一郎さんって必ずどこかいなくなるのよ」と憤慨している。清一郎さんは私の父であり母の言う父さんは私の祖父で母の父である。私の祖父は14年以上前に亡くなり、現在実家には父と母の2人暮らしである。
   なんたるミステリー。
   母は毎日、認知症の中核症状により父の認識が出来なくなる。

⬇️コピペ

認知症の方なら誰でも現れる症状のことです。 脳の細胞が壊れたり、働きが低下することで直接的に起こる症状です。 料理や掃除、洗濯等の家事が上手にできなくなったり、体験したことを忘れてしまうなどが中核症状に当たります。

出典下記

   夫婦として苦楽を共にし晩年を迎えた今、父の心情を思うと悲しみに覆われる。そんな父も自分を忘れ去られ亡くなった義父に間違えられる日々は苦しかろう。それ故に
「清一郎さんは私に怒鳴ってばかりいて一緒にいるのが嫌だ!」と私に電話を掛けてくる母に伝える言葉が浮かんでこない。


ごーしちごーしちしち

   なんとかなるさ⤴︎⤴

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#アルツハイマー型認知症
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#ポジティブでいよう

   

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