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高1女子、人生初のバイトに行ってきた。

6月も終わろうとしているこの頃、私は人生初のバイトが始まった。

バイトを始めようと思ったきっかけは、
①「学校以外の人間関係を作ってみたい」
②「自分の力でお金を稼いでみたい」
③「社会で自分の力がどれだけ通用するのかを知りたい」

の主に3つある。

特に1つ目の「学校以外の人間関係を作ってみたい」というのは、社会ならではの「様々な年齢、経歴、性別関係なく同じ目標に向かって"働く"」という、約3ヶ月前まで中学生だった私にとってはとても新鮮でわくわくするものだった。

そして2つ目の「自分の力でお金を稼いでみたい」というのは、高校生になり、中学と比べて行動範囲がさらに広がったことでお金の消費も異様に激しくなった。
そのため、常に「金欠」の状態が続き、
やりたいこと・食べたいもの・行きたい場所があっても金銭面の問題でできないことが多かったのだ。

「お金に制限される自分」
 ではなく
「お金を自由に使いこなす自分」
になりたいと思った。

週1では雇ってもらいにくい…

5月から6月にかけて、私は2軒某有名飲食チェーン店に面接へ行ったのだが、私は週6部活の剣道部に所属していることもあり、週1しか入ることができないため、2軒とも不採用になってしまった。

正直に言うと、私は面接に自信があったため、「自分は必要とされないのか」と少し落ち込むこともあった。

確かに週6部活(しかも運動部)とバイト、さらには勉強、行事を両立させることは難しい。

しかし私はどうしても高校生のうちから社会経験を積んでいたいと考えていたため、めげずに条件の合うバイトに応募し続けた。

そして今のバイト先に採用してもらった。

私は友達と応募していたため、店長から「一緒に働いてください!」と言われた時はとてもとても嬉しかった。多分一生忘れない。

人生初バイトの日

ついに人生初バイトの日、私は店内にある小さな事務所に連れていかれ、制服の着方、お店のルールやマナー、ビジョンや行動指針について聞かされた。

覚えることがあまりに多くて驚いたが、新たな発見があって面白かった。

例えば、社会人では当たり前に朝、昼、午後関係なく「お早うございます。」ということや、トイレットペーパーの綺麗に3角に折る方法などなど。

そしてラーメン屋では、特に元気にお客様や仕事仲間どうしであいさつすることを大事にしているため、常にお腹から声を出しながら接客を行った。このような所は部活動にも似通った点があったため、部活動で当たり前にやってきた元気なあいさつ、返事、そして礼儀は社会でも実際に使われるのだと初めて知ることができた。

バイト1日目からこんなにも多くの気づきを得られるとは思っていなかったため、これからの仕事にもとてもわくわくした気持ちでいっぱいになった。

しかし、1日目だったこともあり、もちろんミスも何度も連発した。

例えば、ラーメン屋であるのにも関わらず、お客様にライスだけお届けして「以上でお揃いでしょうか?」と聞いてしまったことや、ラーメンをお客様にお届けする際にメニューの名前に何度も噛んでしまうなど、いかにも新人感丸出しだった。

しかし、このようなミスもこれからの成長に繋がると信じて、新たに頑張っていきたい。

その前に、テスト期間が始まるため、まずはテスト勉強をしっかりして、親に勉強とバイトは両立できることを証明できるようにしたい。

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