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やらないと決めて徹底的に断捨離をする

今回もお手に取っていただきありがとうございます。
今回お話する内容は、やらないことを決めるということです。
「は?」って思いますよね。
やることを決めて、ToDoリストを作って、しっかりやり切ることが成功法じゃないの?と思うかと思います。
しかし、いわゆるできる人たちは、その逆、「やらないこと」を決めているんです。では、なぜそんなことをするのでしょうか。解説致します。

まず皆さんに知っておいていただきたいのは、
「やらないことを決めること=やることを決めること」だということです。
しかし、それならなぜやることではなくやらないことを決めるのでしょうか。
次の作業を行っていただければお分かりになるかと思います。
まず、紙とペンを用意していただき、毎日自分がやっている仕事、やった方がよい仕事というのを思いつく限り書き出してみてください。






書き出せたでしょうか?
書き出していただくとわかると思いますが、やった方がよい仕事まで入れていくと無限に出てくるかと思います。
私が現在働いている会社の飲食店の例でお話しすると、
店長に皆様と同じ作業をやってもらった場合、まずは「店長としてやるべき仕事」と「日々の仕事」を書き出します。そして、そのあとに「普段アルバイトがやっている仕事」なども書き出してきます。アルバイトがやっている仕事も自分が代わりにやればその分人件費を掛けなくて済むのでやった方が良い仕事ではありますよね。
お気づきになりましたでしょうか?
やった方が良い仕事まで書き出していった場合、本来自分がやらなくても良い仕事まで書き出してしまうのです。そして、ここにリストアップされた仕事を自分がやるべき仕事と錯覚し、自分でやってしまうのです。
(※いい人であればあるほど、やってしまいがちです。)
するとどうでしょう、本来自分が集中すべき仕事に割くはずだった時間と体力が削がれ、ベストパフォーマンスができなくなってしまいます。

だからこそ、心を鬼にして「やらないこと」を決めるのです。

プロスポーツなどを想像するとわかりやすいと思います。野球であれば基本的にピッチャーはそれ以外の選手ほどバッティング練習はしません。当然大谷翔平選手のように投打で超一流の結果が出せるならば別ですが、難しいのでバッティングは捨ててピッチングに集中するわけです。

プロのスポーツで考えると簡単に理解できるのに、仕事になるとできない人は大勢います。僕もかくいうそういった1人でした。
しかし、頼まれごとを断ってでも、やらないと決めて自分がやるべきことに集中することの重要性を知ることができたので今では当たり前のようにできます。ぜひ実践してみてください。おそらく驚くほど仕事の量が減り、自分が本来しなければいけない仕事に対してフォーカスできるはずです。

仕事全体のうちの20%が80%の成果を生み出すという考え方

こちらはビジネスの本や経済学の本でよく出てくる数字です。
一概に20%-80%の法則が成り立つというわけではありませんが、本質的なわずかな仕事が成果全体の多数を占めていると捉えてください。
ここまでだと抽象的な話過ぎるので、身近なものに例えてお話致します。
スマートフォンを思い浮かべてみてください。
あなたは普段スマートフォンを使ってどんなことをしますか?
ゲームをしたり、動画を見たり、SNSを見たり、電話をしたり、LINEをしたり様々なことすると思います。
スマートフォンはこのようにとても多くの機能が付いておりますが、根幹である「連絡する」機能が無かったらどうでしょうか?
スマートフォンの本質的な部分は電話やメールといった連絡をする手段であるという点です。
この機能はスマートフォン全体の機能で見たらほんの一部に過ぎませんが、この連絡機能が入っていないスマートフォンを買う人はほぼいないでしょう。つまりスマートフォンというのは様々な機能はあるものの、この商品の最も価値を生んでいる部分は全体から見たらほんの一部にあたる「連絡する」機能なのです。
このように、自分の仕事の根幹となり成果のほとんどを産んでいるのか何なのかを見極めることが重要です。
そのために、先程の自分の仕事の書き出しを行うのです。
そして、その根幹となる仕事を見つけたらそこにまずは全力投球し他の仕事は一旦やらないと決めるのです。

いかがでしたでしょうか?
この作業を行ってやらないと決めたとき、多くの同僚から批判されるかもしれません。しかし、成功したいならやるしかありません。
世の中の9割以上の人は凡人であり、成功者と言われるような人はせいぜい5%位しかいません。成功者と凡人の考え方が違うのは当たり前のことなのです。
大丈夫です。勉強を進めていくとそういった人たちがどうして失敗ばかりし続けるのか、進歩しないのかがだんだんわかってきます。すると、どれだけそういった人から批判されてもバッシングされても気にならなくなります。辛いのはほんの一瞬です。そこさえ耐えれば、成果が上がり定時で帰れる素敵な生活を手に入れることができますよ!

次回は優先順位の決め方についてお話致します。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました!
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それではまた次回お会いしましょう!

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