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オルタナティブスクールにたどりつくまでのお話

はじめまして
モモムギといいます。

小学5年生のににくんと2年生のべちくん、ふたりの男の子を
育てているごく平凡な田舎のパート主婦をやっています。

しかし今年はちょっとした変化があった。

長男ににくんは4年生まで普通の小学校に通っていたのだけど
今年の4月からオルタナティブスクールに通うことになった。

オルタナティブスクールとはなんぞや?
実はワタシもよくわかっていない(笑)

ネットで結構調べたのだけど
まあ簡単に言えばクラスも宿題も通知表もなく、子どもがやりたいことを選べるのびのび自由系の学校だ(でいいのかな)

しかし聞くと見るでは大違い
見るとやるのも大違いで
やはり実際通ってみないと、実態はよくわからない

一体どんなことをやっているのか?
追ってご紹介できればと思う。

昨今、98パーセントの子供たちが義務教育を受けている中
なぜマイナーな学校を選んだのかというと

それはワタシの生い立ちとににくんの特性に関わっていて

彼は学習障害を持っている。
書字障害とたぶん計算障害もちょっと入っていて
算数は3年生からついていけなくなったし
書くのは、ひらがなとカタカナ、1年生で習うような簡単な漢字のみ。
本人曰く、まったくわからない算数の授業をずっと座って聞いているのがイヤすぎたらしい。
そしてテスト、勉強、宿題、のループしかない生活にもうほとほと飽きた!
ということらしい。

まあ友達関係とか先生と合わないとかじゃなくて
純粋に勉強しかしない学校がイヤだったのでしょう。

ここで
いやいや、学校ってそういうものだから?
そうやってお勉強しないと将来困るんだから、と
言いたくなると思う。
実際ワタシもそう答えましたし。

義務教育だから行かなくちゃいけないんだよって。だから4年生まで通っていたとも言える…

でもずっとひっかかっていた。
ほんとにこのままでいいの?
本人があんなに嫌がっているのに
ずっとずっと我慢させて学校に通わせて大丈夫なのか?

ワタシは宗教2世で

もうずっと前に両親がやめてくれたから大丈夫なのだけど

子供時代はかなり過酷で
宗教団体の宣伝になるよう、優秀でなくては認められません
という中で育ってしまった。

認められたくて、もう必死で勉強して
好きとか嫌いとか考える間もなく
テストと通知表と大学に入ることだけ考えて勉強したワタシは

大学に合格したとたん、
もう疲れすぎて
なにもやる気がでなくなって
大分病んでしまったのです。

だから

ににくんには
学校行かないあなたじゃダメなのよ
というメッセージを送りたくない。

では楽しく通える学校とは?

という観点からでてきたのが

オルタナティブスクール
というわけです。

今日はその入学式。

二度目の入学式に行ってまいります。

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