オルタナティブスクールで彼は何をしているのだろう?第五段 いざゆかん修学旅行!
みなさんは小学校の修学旅行覚えていますか?
今は宿泊学習というのでしょうか?
ににくんのオルタナティブスクールにもそれはあって
今までのフリーマーケットで稼いだお金が旅費にあてられている。
今日の朝早くに出発した彼を見送って、この記事を書いているのだけれど
昨日の準備段階でににくんがおこづかいを全て旅行に
持っていこうとするのを止めたら
だって最高の思い出にしたいじゃん?
と返されてちょっと感慨深かった。
そうだよね修学旅行って大切な思い出だよね(有り金すべては持たせなかったけど)
ワタシは残念ながら修学旅行に良い思い出がなく、宗教2世のボッチで、さりとて休むことも許されず、記憶から抹消していた修学旅行の思い出よ。
でもににくんにとっては最高な思い出作りなのだから、ワタシの無念の分まで楽しんできてくれと一緒に準備をしたわけなのだけれど・・・
まずね、旅行のしおりを忘れてきたらしい。
持ち物がわからないじゃん!(ににくんに電話させて聞きました)
また準備物に寝具、というのがある。
どうも稼いだお金ではどこかに泊まるには足らなかったらしく、テーマパークを楽しんだ後は、一旦オルタナティブスクールの学舎にもどり、そこでカレーを作ったり銭湯に行ったり、みんなで泊まろうという大冒険な企画らしい。
そのための寝具である。
お子さんと話し合って決めてくださいとあって、うちにはパパの寝袋があることから、それでいいじゃんと思っていたのだけれど
布団をもっていきたい、とににくん。
布団っていうのは、
敷布団と
掛け布団と
毛布と
枕のことでしょうか?
それを2階からずるずると引きずり下ろし、車に詰め込んで学舎に運び込む?
いや無理でしょう、寝袋でいいじゃん寝袋で。
ににくんの猛烈な布団アピールを断って寝袋にしてもらった。
集合時間は早朝。
学舎は地のはてにあるから早く起きなくてはならない。
べちくんはおかんに頼むとして、忘れものはないだろうか?
ちゃんと起きれるだろうか?
目覚ましはちゃんとセットされているだろうか?
そんなことを考えていたら案の定眠れなくなってしまった。
ににくんとべちくんがぐっすり寝ている横で眠れぬワタシは自分が神経質であることを再確認することになった。
お気楽に生きているようでワタシの自律神経も腸も胃も全身の筋肉も
ずいぶんとがんばってきたんだよね、ごめんなさい。
ほとんど眠れぬままににくんを乗せて車を走らせる。
小学校の宿泊学習は行けなかったから、この旅行がににくんの小学校最後の修学旅行かもしれない。
オルタナティブスクールの入学式の時
ここで何が一番したいですか?とインタビューされて
もしできるなら、宿泊学習とかしたいです、と答えた息子よ。
夢がかなったね。
どうか楽しんできておくれ。
学舎に到着したら、布団を真空パックにして持ち込んでいる方が3人ほどいらっしゃいました(ごめんよににくん、ワタシの愛が足りなかったのかも)
そして昨日から
ににくんだけずるいとぶんむくれている弟に
なにかよいおみやげをよろしく。
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