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読書記録#15 「食」の未来で何が起きているのか

こんにちは、Harukiです。読んだ本の読書記録を更新いたします。

「食」の未来何が起きているのか〜「フードテック」のすごい世界

食糧問題、人手不足など深刻な問題を解決するフードテックのテクノロジー、企業の具体的な取り組みについて書かれており非常おすすめです。フードテックが対象とする範囲は非常広くです。

例えば、動物の細胞から人工的に肉を作り出す培養肉技術、原材料の生産性を高めるテクノロジー、AIを使ったレシピ管理、キッチンの効率化などさまざまとされています。

フードテックのイノベーション
・代替肉
・代替魚
・ゲノム編集
・調理ロボット
・スマート調理器具
・3Dフードプリンター
・陸上養殖
・昆虫食  など

フードテックは、700兆円まで膨らむと予測されおります。
なぜここまで、伸びていくかと理由としてはやはり人口増加とされる。
人口増加になれば、食料需要も当然増えます。

その中でも問題とされてるのが、タンパク質であり、最大限の供給限の畜産は生産性が高くなく、温室効果ガスを増やします。

温室効果ガスに関しては、排出量は533億tとされておりその約15%は畜産関係とされます。中でも環境付加の大きい畜産が牛で、畜産関係の温室効果ガスの3分の2を排出されます。

その半分あまりは、「ゲップ」です。
げっぷをする事で、メタンを発生させておりメタンは二酸化炭素の25倍の温室効果があるとされています。このような背景から代替肉や培養肉が注目されています。

培養肉とは
肉そのものの細胞を使い、培養して増やしていくイノベーション。
代替肉は豆類などに含まれている豊富なタンパク質を利用する物。
植物由来の代替肉もあります。

今後はスーパーのお肉コーナーは代替肉、培養肉が過半数を占めるのではないかと思います。飲食店でも取り扱いのお店も増えていき、温室効果ガスは軽減されるのではないかと思います。フードテックには様々なイノベーションがあり、私自身も飲食店で働いてる時は陸上養殖の魚を使っていました。

陸上養殖のサーモンを使っており、理由としてウクライナとロシアの戦争で普段私達が食べているサーモン(アトランティックサーモン)が仕入れないからです。

味に関しては、そこまで変わりはなく身の色のほとんど変わりはないが油ののりぐあいに違いがあると感じました。お客様でも、味が気に入らないお客様もいてたので好き嫌いは分かれるかと感じました。

やはり、普段食べているサーモン(スーパーで売っているサーモン)はアトランティックサーモンだからかと思います。ウクライナとロシアの戦争が始まる前までは100gあたり398円でしたが、今は498円に値上がりしています。

陸上養殖には二つの方法があるとされています。
「掛け流し式」「閉鎖循環式」です。

掛け流し式
水槽を海から近いところに設置して、海水ポンプで継続的に取水して水槽に入れ、汚れた水を排出する。
→管理はしやすく災害にも強いが、ウイルスや   細菌が入り込む

閉鎖循環式
人口的な海水を水槽に入れ、循環させながらろ過槽で循環して利用しています。
天然の海水を使用しないので、ウイルスや細菌などの恐れもない。
病気になりにくいので抗生物質なども必要なく、健康な魚を提供できるので、近年注目されている。

陸上養殖ならではのメリットして、寄生虫のアニサキスが侵入しないということである。
アニサキスを人間が食べると胃壁を突き破ろうするので痛みが伴います。アニサキスは60℃以上のお湯で1分以上、マイナス20℃で24時間冷凍によって死滅します。

アニサキスはサバ、タラ、イカなどの魚にいております。
陸上養殖では、アニサキスがいないのでそのまま生で食べれます。

私自身もフードテックに関しては非常に興味があり、ブログ書いています。
今後のフードテックの未来に期待です。

◎目次
序章.「食」と「テクノロジー」が統合する未来へ」
第1章 .人工爆発を解決する切り札は「培養肉」!?
第2章.大体技術が生み出す「もどき食材」の可能性
第3章 .明日の食材資源不足を救うテクノロジーとは
第4章.「農」 と「テクノロジー」が融合する未来図
第5章.世界が注目!日本の魚生産イノベーション
第6章.新型コロナで加速する外食産業の大変革
第7章.スマート調理機器で、食卓がガラッと変わる!
第8章.健康栄養バランスが守ってくれるヘルステック

出版社 #青春出版社
著者 #石川伸一
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