最近また生理の学びを深める機会が出てきて、
この年になっても自分の体を愛おしく思えるのも
悪くないなーーーと感じている最近。

正常と言われる経血量、それは２０〜１４０ml
多くてもヤクルト２本分ちょっと。
それ以上であれば、過多月経とされる。
つまり出血多量（男性にも伝わる表現にした）
最小値の２０mlだとしても、普通のケガなら
絶対みんな心配するレベルだし、
「生理は出血している」
という事実は忘れちゃダメだよ！！と
声を大にして伝えたい。

ここからは私の空想だけど。。。
子宮は神様だから、子供を宿し育てるにあたり、
卵の大きさから、スイカくらいまでの振幅の
寛大さがあるわけだけど、普通だったら、
その振り幅をたった１０ヶ月そこらで受け入れる
って、他の体の部位なら絶対すごい痛みが伴う
と思うわけ。
でも、子を宿した母に痛みを与えずに、
なんなら超絶愛おしくさせてしまう子宮様。
そんな子宮様だから、きっと生理という内臓損傷
が起きているにも関わらず、シクシクと健気だな
ーーかわいいなーーー。　はい、終わります。

ではタイトル回収。
つまり、子宮という臓器で大きな損傷が起きて
いるにも関わらず、痛くないから、体は動くから、
と休まない女と、そんなことつゆ知らずですけど
で、やってくれるならお願いしちゃおうかなーー
という休ませない男。
どーーーーーなんだ？？？
もし、鼻血が3日〜１週間で続けたら？？？
それでも大丈夫ですって休まない？？？？
心配するよね？？休むよね？？？横になるよね？？

そんな私も、今でこそこんなこと書いてるけど、
女性が８０％以上の職場でサラリーマンをしていた
頃は、生理で休む同僚をよく思ってない発言を、
耳にしまくってたので、「生理休暇」なんて
とってはダメなことと思っていたし、生理痛で
苦しんでる同僚に「生理休暇とりなよ」なんて
アドバイスしたことなかった。本当、思考って
怖いんです。
（そして、これは有給を自由に取得できない会社
に多い現象でもあるな。とも思った。あくまで、
私が友人達の職場環境の話を聞いての独断と偏見）
体調不良を起こした時全ては自己管理という言葉で、
大抵の組織は片付ける。確かにそうだけど、
でも、生理はそれとは違う。
なんなら今の私の思考は、生理の多い日だけでも、
「痛みがなくても」女性は全員、生理の多い日は
休ませてあげるべき。とすら思う。
1日2日多く休んで、体も大切にできたら心も安定
するしそれこそ仕事のパフォーマンスも上がる
のではないか？
生理の過ごし方で、また次の生理の状態が変わる。
（それだけではないけれど）
だから、もっとみんなが寛大にかつ優しさを持ち
生理を考えていければなーーーと。
ちょっと壮大になってしまったけれど笑。

ただ、見失っていけないのは、女性も生理を通じて
自分としっかり向き合い体を整える姿勢が大切。
という観点。
休ませてもらえるなら休もう。
でも、その休みで自分の体を心を労る時間に、
生理を大切にする時間にするという思考を持つ
ことを見失ってはいけない。
家族やパートナーに生理を伝えられる環境づくりや
しっかり休める環境づくりをすることも
大切になってくると思う。
休みだからって無理したり、やり残したあれやこれ
に使ってしまって体を調えられなければ本末転倒
となってしまう。
「おかげさま」の精神が大切だなーーーー。

しっかり休んでご機嫌でい続ける女と
しっかり休ませてやりたい事をやる男
に世の中が変わっていくことを願って。