mio okuyama 奥山未央

せいりとせいり(生理と整理)について綴る場所。 整える、調えるという観点から私なりにせ…

mio okuyama 奥山未央

せいりとせいり(生理と整理)について綴る場所。 整える、調えるという観点から私なりにせいりしていく場所。 読書とタロットが趣味。 カラダとココロについてや、ものの見方や考え方の本が大好き。

最近の記事

生きるということ④

最後に住職は このように締めた。 「右手は来世・左手は今世を意味します。 おばあさまは、この度、 浄土(来世)へお産まれになったのですが おばあさまにお会いになりたい時は、 ご自身(左手)とおばあさま(右手) を引き寄せ 右手と左手を合わせれば いつでも会いに行くことができます。 ぜひ、ふと思い出した時には 両手を合わせて 会いに行ってくださいませ」 この話を聞いて涙がこぼれた。 先ず、おばあちゃんは、 この世を去ったのではなく、 来世に産まれたということ。 そして

    • 生きるということ③

      最後が近づくと、住職はこう話を進めていった。 『皆様は、拝む時両手を合わせてお辞儀をします。 でも、本来であれば、 両手を合わせて自分の気持ちを伝えたいのであれば 相手を向くのが良いと思います。 お辞儀をしては、自分の足元に向かって 念を届けることになる。 思いを届ける時は、しっかりと相手を向いて その後で、相手への敬意を示して お辞儀をする。 ぜひこのように、この後の合掌からやってほしいです。』 これは響いた。 そして、この響きは思春期真っ盛りの長男にも届いたようで。笑

      • 生きるということ②

        続けて住職がこうも切り出してきた 『ありがとうやごめんなさい いってきますやお帰りなさい おはようやおやすみを ちゃんと相手の顔を見て 言えてますか? そんななんてことない日常の関わりこそ 大切にしてほしいと思います』 おばあちゃんはいつも 『おーきになぁ』 とニコニコお礼を言ってきた。 特別な何かをしてるわけじゃない。 なのに ただ会いにいった時も ご飯を残さず食べた時も なんならこちらがお礼を伝えた時も ただ 『おーきになぁ』と ニコニコお礼を言っていた。 もはやも

        • 生きるということ①

          96年生きたおばぁちゃんが他界した。 おじいちゃんが他界してから14年。 住職さんが 『自分の近くにいる人には もう会えなくなるとわかってから あれもしてあげたかった とか まだ何もしてあげてない とか ようやく目の前の人の大切に思うようになる』 という説法をしてくださった。 この歳になると幾度か別れを経験し このような話は聞き慣れているはずなのに 心に響くのはなぜなんだろうなぁと思っていた。 その話を聞きながら私が思い出したのは。。。 14年前、おじいちゃんが亡

        生きるということ④

          散歩道

          私は母と散歩をした記憶がない。 昨日の夕方、娘をバス停に送るがてら 歩きながら二人で話をして 一人で家に戻りながら 空を見上げて そう思った。 それが寂しかったとか 一緒に散歩したかったなとか そんなんじゃなくて。 散歩道って 毎日通るのに いつ通るか誰と通るか どんな気持ちで通るかで その周りの景色が 全く違うように見えるなー って思った。 昨日の私は、 少しセンチメンタルに 母と娘に 自分の幼少期を重ねて そんな時に見上げた空は 嘘みたいに綺麗で 一瞬にして 感

          楽しむということ

          もう、これぞ真骨頂で、 忘れかけていたなと 最近、 真っ直ぐで楽しむことを いつでも忘れない若者と ちょっとの時間でお茶した後に 話をして 思い出したというか、 再確認したこと。 『私は今がとても楽しい』 なんかいい意味で どっちにも着地できるし って思ってる。 だって、 人生、最大、どんだけ頑張っても 100年、生きて110年? そして、 忘れてはいけないのが、 寿命年齢ではなく、 健康年齢で動いた方が良いということ そしたら、私、 あとどれだけの時間を 楽しめるんだ

          楽しむということ

          人のせいにするな

          娘と喧嘩をした。 ちがう。正確にいうと 娘が自分の感情を コントロールできずに 全てを私の責任に転嫁してきた それが発端だった。 話をただ聞いていると 全て私のせいだという。 ん???? ひとしきり喚く娘に 私が放った一言は 『人のせいにするな!!!』 だった。 怒鳴ってしまった。。。 あちゃーーー。 咄嗟に出て驚いた。 セルフコーチングコーチとして 相応しくない。。。 最近うまくいってたのになぁーーー と反省。大反省よ。 結論。 その後出先に向かう車の中で

          人のせいにするな

          カラダが資本

          昨日は天赦日という天が全てを 赦す日だった。 そんな日に私が選んだ第一は ”掃除をしない” だった。 毎朝、平日は朝に 汗がジワっと浮かぶくらいの 掃除をして家を整える。 でも、 昨日は朝の寝起きが あまり良くなくて 『カラダが資本』 と、あえて掃除をせずに 好きなことすらしないことを ゆるして 朝から自由に時間を使い 午後から用事を済ませ あーーー疲れた! 少し休もう。 と家に帰ってふと横になったら ・・・ ・・・ ・・・ やっぱり!!! 掃除したい!!!!!笑

          浮気心をくすぐる

          誤解のないように 早速、タイトル回収。 私がついつい浮気してしまうのは 『本』のこと 旅に出る時の私のパートナーは本。 移動中のほとんどを読書に費やす。 私は欲張りなので これから旅で感性を満たしてくれる という時、 大抵は学びの本をパートナーに 連れて行く。 それが・・・たまに・・・ How To本が無性に 私の心をくすぐる時がある。 なんなんだろう。 〇〇ができる10のルール とか パリジェンヌの〇〇 とか 〇〇の書き方 とか。。。 片道の飛行機の中、電車の移動

          浮気心をくすぐる

          秋の朝

          私は今、鹿児島に住んでいて 島を除けば、最南端。 そんな鹿児島には(北部は違うかも) 秋がほぼ無い。 急に寒くなって冬到来って 感じで急に季節がジャンプしてくる という感覚でずっといた。 ただ、この5年位、 体のことを学ぶと、 日本の四季と体がリンクしている ということを知り 南の方に住んでいる私なりに 四季を感じたいと思うようになって アンテナを張り 秋を感じられるようになった。 そして、 これは私なりに取り入れて 私の暮らしとカラダが これにフィットしているという 観

          極上の卵かけご飯

          TKG=卵かけご飯 10年は経つのかな? 卵かけご飯が脚光を浴びるように なったのは 卵が先か 醤油が先か(笑) とにかくご飯が進む君でもあり 栄養満点ご飯でもあり なんせ1皿飯として実に秀逸。 そんなTKG、 私が極上のそれと出会ったのは 地元鹿児島に義母を招待した際に せっかくだからと 霧島の温泉旅館に義母と家族で 泊まりに行った その翌朝に出た朝食の卵かけご飯。 美味しんぼさながらに 1人前の土鍋で炊かれた 粒がたった炊き立てのご飯に 朝一番で取れた地元の卵の さ

          極上の卵かけご飯

          撮り方なのか?切り抜き方なのか?

          同じ写真を使っていても 視点・焦点をどこに当てるか で見え方が変わってくる この写真も リカバリーサンダルという点に 視点・焦点を当てるか モノトーンという点に 視点・焦点を当てるか サンダルを履く理由に 視点・焦点を当てるかで 見え方が変わってくる。 そうなってくると、 写真の撮り方が大切なのか? それとも 写真の切り抜き方が大切なのか? ではなく こちら側の自由な感性 が必要になってくるな。と 感じた夏の終わり。 ちなみにこの写真は 私のお気に入りという 視点・焦

          撮り方なのか?切り抜き方なのか?

          言葉の力

          中学2年の長男が、国語の教科書を広げて 『この説明文の意味が分からない』と 言ってきた。 読んでみると非常に今の私の考えに リンクして思わずアウトプットしたくなった。 内容はこうだ。 筆者が、言葉の美しさ・正しさについて 考えたという始まり。 それは、織物染色家の工房にお邪魔した時 綺麗なピンクの染め物があった。 『桜の木』 で染めたという作家さんの言葉に、 筆者は 『桜の花びら』 で染めたと解釈したが、 実はそれは 『桜の樹皮』 からという。 しかも 『花が咲く直前の

          休まない女と休ませない男 

          最近また生理の学びを深める機会が出てきて、 この年になっても自分の体を愛おしく思えるのも 悪くないなーーーと感じている最近。 正常と言われる経血量、それは20〜140ml 多くてもヤクルト2本分ちょっと。 それ以上であれば、過多月経とされる。 つまり出血多量(男性にも伝わる表現にした) 最小値の20mlだとしても、普通のケガなら 絶対みんな心配するレベルだし、 「生理は出血している」 という事実は忘れちゃダメだよ!!と 声を大にして伝えたい。 ここからは私の空想だけど。。

          休まない女と休ませない男 

          植物を育てる

          部屋に植物はありますか? 写真は息子の中学校の保護者会に出席した時に いただいたバジル。 植物って、水と風と光が必要。 そう教えてくれたのは、理科が大好きな長男が 5年生の時。 ちょうど部屋が片付いてきて、 植物なんて置きたいかも♡と、ただの感覚で 観葉植物を揃え始めたんです。 すると2ヶ月くらいすると、同じ観葉植物なのに 場所によって全然成長が違う。 ここには日が入ってないのにスクスク育つな とか。 ここは日がよく当たるのに枯れちゃうな とか。 水をやりながら、そんなこと

          チャレンジの行方FINAL

          noteをはじめてから私の宇宙が広がった。 これまでは何か誰かの見様見真似で、 何となく良さそうな事や 自分を高めてくれそうな感じの事に 片足を突っ込んでは 「私なんかがくるところではなかった」 とまた地球に足を戻す。 諦めてやっぱり自分はここが1番居心地がいいと 地球の上でホット胸を撫で下ろす。 そんな私が、地球に足を戻さずに チャレンジし続けていることがあると気づいた事 の本日ファイナル。 5つ目は「アウトプット」 アウトプットは最高のインプット。 よく、「人に教えら

          チャレンジの行方FINAL