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歴史上の人物


みなさん、おはようございます。
kindle作家のTAKAYUKIでございます☆彡

本日はとらねこさん企画、文豪へのいざない第17弾、《歴史上の人物》について書きたいと思います。どうぞ、最後までお付き合い下さいませ。

表題のイラストは今からおよそ1800年前の中国。三国志の時代です。青色の『魏』と書かれた国を治めていた君主が、曹操孟徳です。中国大陸の2/3を支配し、軍事、政治、詩にも長けていた君主です。
ちなみに緑色の蜀は劉備が、赤色の呉は孫権が君主に就任しております。

僕も酒を飲めば必ず曹孟徳の短歌行を口ずさみますし、noteでも何度か取り上げています。

『酒に向かえばまさに歌うべし。人生幾何ぞ!』

正直に言うと、僕は大の勉強嫌いでした。ですので日本史なんぞ読んだこともなく、人気のある戦国・幕末時代も全く興味・関心がございません。TVで時代劇や大河ドラマを見るも、退屈すぎて5分すら見ていられない程です。

そんな中で唯一、勉強してハマったのが三国志の世界でした。三国志の世界には、大好きな武将が沢山おります。

劉備、関羽、張飛、趙雲、黄忠、馬超、孫堅、孫策、周瑜、魯粛、陸遜、曹仁、夏侯惇、荀彧、司馬懿、張遼、王平、法正、黄蓋、甘寧、姜維、馬謖、呂布など、数えきれません。

三国志には正史と演技がございます。
僕も三国志演技を見て読んで育ちましたが、もちろん正史も読みました。
併せるとゆうに100冊を超えます。また山口県にある『三国志記念館』にも足を運びました。

結果、僕は三国志の登場人物の中で、曹操孟徳が1番好きになりました。歴史上の人物でもNo1でございます。

三国志時代の幕開けはこんな感じです。
後漢王朝の悪政によって庶民が苦しむ中、張角が宗教団体を作り反乱を起こします。彼らは黄色い頭巾を巻いていたので「黄巾の乱」と呼ばれます。これにより中国全土は大混乱に陥ります。
そんな中、都では董卓という豪族が実権を握り、極悪非道の限りを尽くし、酒池肉林の生活を送ります。

各地にいた諸侯たちは、反董卓連合軍を結成し、董卓に挑みます。

しかし反董卓連合軍はかみ合わず、勝機を逃してしまいます。
そんな中、董卓の懐に入って信頼を得ていた曹操は、董卓暗殺を試みます。
が、失敗に終わり命からがら地元へ逃げ落ちます。

結果、董卓は絶世の美女と言われた貂蝉を巡り、義理の息子であった呂布に殺害されてしまうのです。

そこからさらに世は混迷を深めていきます。
各地に群雄が割拠し、後漢王朝を復興させるべく戦が始まっていくのです。

僕が曹操を好きなのは至極簡単。非凡で男気がある人物だからです。
軍略、政治、外交、人事、統率力、さらに詩にまで精通するまさにパーフェクト男だったのであります。

冷静沈着で用意周到に事を運び、自らの命も惜しまない、まさに豪傑です。

しかし曹操も男です。美女である雛氏の虜になり敵軍から暗殺されかけるも何とか逃げ延びたり、赤壁の戦いで大惨敗を喫したり、曹操も大変苦労します。
だけど曹操は部下に対し、決して弱みを見せません。むしろ戒めとして教訓にしろと部下に言える懐の深さが、まさに男気があり、僕は感銘を受けました。

歴史上の人物で上司にしたいベスト5に入る人物だと思っております。

陶謙、袁紹、劉表、馬騰などを破った曹操は、中国大陸の2/3を支配するも60代で亡くなりました。
曹操の息子、曹丕が後を継ぎます。

その後は、魏の軍師であった司馬懿が蜂起し、魏を乗っ取ります。
そして最終的には司馬昭の息子、司馬炎が蜀と魏を滅ぼし、『晋』を建国するのであります。

三国志はわずか100年にも満たない、男のロマンが詰まった物語なのです。

本当はもっと曹操孟徳について書きたいところでありますが、これ以上書くと様々なサイトからの引用だと難癖をつけられる恐れがありますので、この辺りで失礼しようと思います。

この記事を皮切りに、曹操孟徳の存在を、また三国志の世界を知るきっかけとなって頂けたのなら、嬉しい限りでございます。

最後までお読み下さり、誠にありがとうございました。

今宵は曹操孟徳を弔いながら、一杯やろうと思います🍶


【了】

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