見出し画像

ゴールデンウィークの予定

みなさん、おはようございます。
kindle作家のTAKAYUKIでございます☆彡

さあ、ゴールデンウィークが目前に迫ってきました。うれぴー。

でも今のところ、僕には出かける予定が無い。予定が皆無。

絶望します。

「だけどサ、何の予定も無いゴールデンウィークこそ最強ぢゃね?」

なんて心強いお言葉が僕の脳裏に届きました。

そうですよネ。何もゴールデンウィークだからと言って、大枚をはたいて旅行に行ったり、わざわざ人混みの中に埋もれながら買い物をしたり、大渋滞の中、イライラしながら帰省するのが全てではないのです。

つまり何の予定もなく、お金も必要最低限しか使用しないゴールデンウィークこそ、最強なのだと思います。

心の底から賛同します。

だけどおよそ3年間、コロリのせいで世界中の人類たちが我慢を強いられた分を取り戻すのであれば、また話は違ってきますけどネ!

ってな訳で、僕はスマートフォンを手に取った。

「もしもし? 烏賊目君? ご無沙汰です。あのさあ~今年のゴールデンウィークなんだけど、僕はどこにも行かないから。お誘いの電話はNGだョ? もしかけてきたら、バター醤油を使用して食べちゃうョ?」


そのあとも僕は全ての友人、知人、キャバ嬢、英会話講師、理容師、家族、野良猫、文鳥たちに架電、もしくは口頭でゴールデンウィークのお誘いを断ることに成功したのであります。


nice戦法です。これぞ逆転の発想ですよネ!


これで安堵した僕は、冷蔵庫からルービーを取り出し、グラスに注いでから一気に飲み干しました。

「嗚呼…やはり物事の決断をし、実行した後のルービーは最高だね」

なんて一人悦に浸り、ノートパソコンを開いてインターネットを楽しんでいると、一つの記事が目に止まりました。

「なぬッ………三国志クイズ大会だとぅ? なぜ僕に招待状を送らなかったんだ。僕ほど三国志を崇拝するkindle作家はいないのだゾ」

なんて支離滅裂な言葉を吐いた僕。お知らせを読んでいると、なんと会場は青森県ではないか………。

しかも開催日は5月4日。ゴールデンウィークのど真ん中。

「もう…どうしようかしら。今夜はマーボーナスでいいかしら?」

なんてオカンの気持ちになって呟くも、心ここにあらず状態。

「でもサ、1日くらい出かけてもいいぢゃん?」

なんて誘惑の声が僕の耳に届きました。

「はあ? 会場は青森だべや。日帰りで行けるのか?」

次いで僕の目が覚めるような声も届きました。

しかも今から新幹線や飛行機を予約するのは、時すでに遅し。青森まで愛車をうんならかしたって、7,8時間はかかるだろう。渋滞を考慮したら10時間以上だ。

こんなことなら、友人、知人を誘って北海道に3泊旅行。その帰りに三国志クイズ大会に参加すれば、万事うまくいったことであろう。

僕は部屋の窓を開け放ちました。

「蒼天よ…自分の不才に憤りすら覚えます。これも全て天命なのでしょうか………」

ってな訳で、みなさま、どうぞご利用は計画的に。そして大いにゴールデンウィークを満喫されてくださいませ☆彡



【了】




とらねこさんとのコラボ企画『kindleマガジン』発動中!



拙著もよろしくお願いします(^^)/
それこそ、ゴールデンウィークにでもお読みくださいませ☆彡


よろしければサポートをお願い致します! 頂戴したサポートはクリエイターとしての創作費・活動費に使用させて頂きます。