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ねこってこんなに可愛いの? 第7弾

みなさん、おはようございます。
kindle作家のTAKAYUKIでございます☆彡

自宅の庭で洗車をしていると、ユキが玄関の前に座っていた。
朝から大あくびをしている。残念ながらパリコレへの挑戦は失敗に終わったが、まだまだユキが可愛いのは周知の事実。
「ユキ、もう少しでお昼ごはんだぞ」
僕の問いかけに、ユキは舌を出して答えた。


すでにお昼ご飯を食べ終えたかのような仕草である


「モモとソラがいなくなって寂しいか?」
するとユキが『にゃあ』と弱々しく鳴いた。
1週間以上、モモとソラを見ていない。あのままゴールインをしたのか、それとも拙宅より遥かに大きい邸宅を発見したのか。
だけど、『ツナとささみのハーモニー』は絶対に美味しかったはずだと僕は今でも信じてやまない。喉を鳴らして一心不乱に食べるモモとソラの姿を僕は忘れないだろう。
僕は天に顔を向けた。
「蒼天よ…モモとソラを頼みます」

左側:ソラ(モモにフラれる) 右側:モモ(気が強い)


その後、ユキに『ツナとささみのハーモニー』を食べさせた。ユキも一心不乱に食べてくれた。ユキの喉は鳴りまくっていた。
時代は巡る………人間にも愛別離苦があるように、野良猫たちとも同じく出会いと別れがある。当然ながら別れは寂しくて精神的に堪えるが、新たな出会いを迎えれば、また前進していけるのが人間なのだ。僕なのだ!

12月とは思えない陽気の中、僕は天に向かって大きく伸びをした。
ユキが僕のふくらはぎに頭をこすりつけてくる。
「ユキ、これからも宜しくな」
すると、『グビッ』という音がユキから発せられた。
それはユキのおならの音だった。


【了】

過去の作品は以下からお読み頂けます。

https://note.com/kind_willet742/m/md1f10777b152


 


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