無職の時に感じたこと
おはようございます。
kindle作家のTAKAYUKIでございます☆彡
僕は10年以上前に、物書き渡世になりたくて、2.5年間働かずに貯金を切り崩しながら、毎日原稿を書いて生活をしておりました。
朝6時に起床し、9時まで原稿を書きます。
一服後、13時まで書き続けます。
昼飯を拵え食べてからは、ちょっと買い物に行きます。
帰宅後、日課であるウォーキングをしながらideaを模索します(雨の日はなぜか室内でスクワット50回)
早めの夕飯を食べたあと、書き終えてある原稿の推敲・校正作業を行い、残りの時間は読書に没頭しておりました。
もっと原稿を書いても良さそうですが、ideaを得るためには作家さんの本を読むのが1番です。だからと言って夜更けまで読んでいては寝不足に陥り、朝から原稿を書くことに支障をきたしてしまいます。
ですので、あまり本を読まずに原稿をかける人を、僕は尊敬します。
ってな感じで生活を送っておりました。
これを毎日です。
「あのさあ~週休2日制じゃないの?」
なんて声が僕に届きました。
「否。小生に休みなし!」
年に数日、小旅行や旧友たちと親交を温める時はございましたが、原稿を書くという行為を最優先にして生活を営んでおりましたので、休みなんぞ無用の長物であります。
ではその時に感じていたことってなに?
最高でした!
何も言う事はありません。
自分の好きなように、やりたいように生活をしていた訳ですから。
まさにfreedom。
自由ってこんな身近にあったのだと、再認識したくらいでした。
さらに軽井沢町に引っ越してからは、もっと楽しくてストレスフリーな環境で原稿を書いておりました。
この生活が生涯続いて欲しいと、毎夜願ったくらいです。
だけど現実を見れば、応募する新人賞で全て落選。半年間かけて書き上げた長編小説が、ただの文字に変わった時、それは大変なストレスが僕にのしかかってきます。
夜も眠れず、焦りばかり先行し、心に余裕がなくなっていくのです。
先の見えない日々の生活が不安に直結すると、生活のリズムが狂い出します。寝不足や暴飲暴食へと繋がり、辛うじて原稿は書いておりましたが、日課のウォーキングが億劫になり、週2日程度に減り、さらに読書する時間も圧倒的に激減してしまいました。
あとはお金ですね。
貯金が減り続けていくと、これまた心に余裕がなくなり、一発逆転的な事をしたくなるのです。
競馬や競艇、宝くじを何十万円購入とかネ!
そんな状況が続くと、詐欺に合う確率も高くなります。
僕は幸いに大丈夫でしたが、旧友は参加したセミナーで契約を結んで80万円を支払うも、翌日から音信不通になったと報告を受けました。
旧友はそのセミナーで起業と出版についてアドバイスをもらうべく参加していました。
騙した側の人間は、自己啓発本を何冊も出版している方でした。
結論としては、それは自分の夢が叶えばそれで良しですが、難しいなと感じた時は、速やかに撤退をおすすめします。
そうでないと先ほど申した通り、心の余裕がなくなると本当に日常が歪んできます。そうなると正常な判断ができなくなるのですが、それを当人が気づかないのです。気づけないのです。だから騙されるのです。
詐欺師たちはそんな僕たちの間隙をついてやってくるのですョ。
ですので、家族、友人、知人、パートナーなど、最低限のラインは保持しておきましょう。
まあ時代が流れてSNSの普及で環境も変わったので、僕みたいな失敗をする人たちは減ったと思いますが、もし仮に何かに挑戦する時は、事前の準備を怠らず、心とお金に余裕をもってから、アクションを起こして欲しいと思います。
成功するか否かは、最終的にはその人の運とタイミングだと、僕は学ばせて頂きました。
そして僕は再び、サラリーマン社会へと復帰して行ってのであります。
すみません。
今日は読者のみさんを面白おかしくさせる事ができず、恐縮です。
出直して参ります。
本日も最後までお読み下さり、誠にありがとうございました。
いつ何時も、自分の考え方、捉え方次第で、景色は変わりますョ!
【了】
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