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これは吉兆なのか…

おはようございます。
kindle作家のTAKAYUKIでございます☆彡

昨夜22時30分、僕は無事に帰宅しました。
荷物を置いて手洗いうがいを済ませると、放屁しました。

冷蔵庫にルービーを入れ、お風呂の給湯器をON!
リビングに移動し、エアコンディショナーのリモコンをON!
洗濯機に洗濯物を投入し、スイッチをON!

給湯器のメロディーが流れる前に、僕はお風呂に入りました。

そして給湯器のメロディーが流れると同時に、僕はお風呂から出ました。


ササッとアテを拵え、リビングで晩酌を始めます。

「天よ…今週も無事に生き延びました。TAKAYUKI、ここに感謝申し上げます。万歳、万歳、万々歳🙌」


そのまま30分が経過し、はじめて気づきました。

「寒くねえ?」

自分の吐息が白いことに気づいたのです。
えっ…ここって日本ですよね? ここって室内ですよね?

そう思った刹那、「ぐおん…ぐおん…ぐぐぐぐぅおおおーん」と大きな異音が外から聞こえてきました。
今にも何かが爆発しそうな音………。

僕は急いでエアコンディショナーのリモコンをOFFにしました。

僕は部屋の掛け時計を見ました。時刻は23時過ぎ。明らかに近所迷惑です。
だけど僕が悪いわけではない。エアコンディショナーの室外機が悪いのだ。
それも今までの人生の中で聞いたことのない、不気味でデカい異音。

お風呂上りで気づかなかったけど、リビングがまるで暖まっていないではないか…。
僕は半纏を羽織りました。

そして勇気を出し、もう一度エアコンディショナーのリモコンをON!

ビクビクしながら、飲み続けます。

「まだ飲むのか? さっさと切り上げて寝ろ。風邪ひくど!」

お叱りの声、ごもっとも!

「だけどさあ~日がな一日労働していた僕にとって、僕ちゃんにとって、この晩酌の時間こそが、本当の自分になれる時間なんだよ。その時間を奪われるくらいなら、僕は今から東尋坊に向かうぞ!」

なんて一人熱くなった僕は、レモンサワーを飲んで冷静さを取り戻します。


アテが無くなったので、冷蔵庫からちーカマを手に取った時でした。

「ぐおん…ぐぅおん…ぐぐぐぐぅ…ぐぐおおおおおー〇△■※$@ΦЖ」


僕はちーカマを放り投げると、急いでエアコンディショナーのスイッチをOFFにしました。

1回目よりも明らかにデカい異音。それも不気味さが増しています。
これは完全なる故障ですネ!

僕は放り投げたちーカマを拾うと、その場でちーカマを咀嚼しながら考えます。

おそらく殆どの人たちが、何でこんな時間に故障するんだ、ツイてない、今日は仏滅だよネ、なんでこんな罰が当たるの? なんて不安に駆られ疑心暗鬼に陥ると思いますが、僕はその反対です。

「これも天命。エアコンディショナーは壊れる運命にあったのです。天よ…蒼天よ…TAKAYUKIはこれを吉兆と捉え、明日よりまた精進して参ります」

そうなんです、電化製品などが壊れた場合、それは吉兆なのです。自分の人生の中で、それが褒美なのか恩賞なのか、はたまた宝くじを買うサインなのか…。

兎に角、次への扉が開く時が来たのだと、前向きに捉えるのです。

文明の利器が使用できずに不便さを感じるこで、改めて感謝の念を持つことができるのですョ。

つまり僕はそれくらい単純で、自分の都合のように解釈する、場末のkindle作家なのであります。

エアコンディショナーの故障は、間違いなく吉兆!

僕はちーカマを食べ終えると、〆のたまごスープを飲んで暖まり、寝床に就きました。


本日も最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。


みなさん、どうか吉報を待たれよ!



【了】


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kindleって楽しいよね(^_^)/~


こちらが僕のkindle本デビュー作でございます。
お読み頂けますと、幸いでございます!(^^)!

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