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#0110【働き方・お金と時間】サラリーマンの出口戦略について考える

いくつか選択肢があると思います。思いつくのは、定年まで働く、早期退職する、起業する、セミリタイアする、完全リタイアするです。

【定年まで働く】
労働所得をベースに生活設計をする上ではイメージしやすい出口戦略です。しかし、変化の波が激しい昨今では企業の組織再編、倒産など自分にはコントロールできない要因も多いのも事実です。本人が働きたいと考えていても転職や退職を余儀なくされる可能性はあります。1社で定年まで働くことは必ずしも簡単ではないかもしれません。

【早期退職する】
定年よりも前に仕事を辞めることです。退職金や退職までに蓄えた資金で生活し、年金受給をはじめて引退生活を送る出口戦略です。65歳が定年退職の年齢であれば、60代になってから早期退職するのは無理のないプランと考えられます。少しでも健康寿命の範囲内で旅行や趣味の時間を持ちたい方には適している出口戦略ではないでしょうか。50代での早期退職や40代での早期退職を考えている場合には、資産運用からの労働所得以外の収入の柱がないと蓄えと年金だけでは早期退職は難しいかもしれません。

【起業する】
雇われない生き方を選択することです。決定権が自分にある生活となるためサラリーマンよりはストレスは軽減されるのでないでしょうか。会社経営者となり人を雇用するとなると、サラリーマン時代にはないワクワクとともにリスクも発生します。事業がうまくいく場合もあれば、失敗するリスクもあります。事業がうまくいった場合も中長期では事業承継なども気にしないといけなくなります。サラリーマンの出口戦略としては自由度ややりがいの点で夢がある選択肢と考えます。

【セミリタイアする】
ストレスのない範囲内で適度に労働を継続する出口戦略です。最近だとサイドFIREなどの概念で週2〜3日だけ働く生き方を取る方もいます。固定の仕事はなくても講師業や執筆などスポットの仕事をこなして社会とのつながりを最低限保ちながらリタイア生活をする方もこのセミリタイアの出口戦略の一形態だと思います。時間とお金と健康のバランスはいいかもしれません。

【完全リタイアする】
サラリーマンの方であれば憧れる選択肢ではないでしょうか。雇われる生活から卒業できたら自由な時間を手にすることができます。実現するには株式投資、不動産投資など資産運用による収入が不可欠になると考えます。資産運用によるリタイアの場合は、お金が働く、土地が働くなど自分が働かないかわりに資産管理の最低限の仕事は残るので、まったく仕事をしなくなるわけではありません。しかし、サラリーマン時代に比べれば拘束時間はないので最もプライベートを充実させることができます。

【まとめ】
大学を卒業して社会人となって定年まで働くのはとても長い道のりです。時間は有限なので、やりたくない仕事を我慢しながら続けるのはあまり推奨できません。1度しかない人生の主人公は自分だと思います。会社に雇われながら、自分で好きなように決められないサラリーマン生活で人生の大半の時間を他人に主導権を渡すのではなく、主導権を持って主体的に生きていく道を模索してみてはいかがでしょうか。最後までお読み頂きありがとうございました。よかったらお気軽にフォロー、スキして頂けますと幸いです。

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