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#0038【不動産投資初心者】不動産投資をはじめる上で身につけるべき知識

不動産投資をはじめたてみたいけれど、なんとなく難しそう、どんな知識が必要かわからないという方もいるかと思います。今回は不動産投資をするにあたり身につけるべき知識を整理してみたいと思います。


【不動産の知識】

当然ですが、不動産投資をするわけなので不動産そのものに対する知識は不可欠です。本業が不動産関係、建築関係のご職業の方であれば不動産そのものへの知識はあると思います。それ以外の方は不動産に関して建物の構造、間取り、建築技術、建築設備に関する知識は最低限抑えておく必要があるのではないでしょうか。販売図面、修繕履歴、重要事項調査報告書、重要事項説明書、売買契約書など不動産を購入するために目を通す必要がある資料がある程度は読み解けるレベルになっていると取引がスムーズに行えるように思います。

【法律の知識】

これは不動産に関係する法律の知識として身につけておいた方がいいものがあります。民法の契約、とくに売買契約と賃貸借契約の知識は不可欠です。必要に応じて、総則編や委任契約、損害賠償、相続などの周辺知識もあると役に立ちます。民法は一般法に位置づけられ不動産以外にも適用されます。民法の特別法にあたる借地借家法、建物区分所有法などは知っておいた方がオーナーとなったあとにも役立ちます。建築基準法、不動産登記法、消防法等も最低限は抑えておくといいと考えます。単に法律を解説本や条文を読むのではイメージがわかない場合には資格試験を受けて体系的に学ぶのも有効です。王道は宅地建物取引士です。他人のために仲介したり、業として売買するプロになるわけではないので宅地建物取引士の資格は必須ではないですが、宅地建物取引士の試験範囲の知識は知っていると何かのときに役にたちます。説明を受けても説明を聞く側がルールを知らなかったり、知識がないことにより失敗するリスクを回避、軽減することができると考えます。

【会計・税務の知識】

不動産は購入して終わりではありません。毎年、確定申告が必要になります。確定申告そのものは規模が大きくなったら申告そのものは税理士に依頼するとしても申告のための基礎資料を用意できる必要はあります。可能であれば減価償却費、借入による支払利息が税務に与える影響、個人の所得税、法人税の知識は抑えておくことを推奨します。融資を受ける方は金融機関に決算書の提出を求められるため、銀行等が見るポイントを踏まえて日々のアクションにつなげるなど会計・税務の知識があると不動産投資で成功する確率を高めることができると考えます。

【金融の知識】

これまで説明した、不動産の知識、法律の知識、会計・税務の知識に比べると重要度は落ちますが、金利の考え方や借入の返済方法など理解しておくことは大切です。元利均等返済と元金均等返済の違い、繰り上げ返済の方法に期間短縮型と返済額軽減型があること、変動金利と固定金利の違い、金利の決まる背景などは知っておいた方がよい知識です。

【まとめ】

こうしてまとめてみると不動産投資をするととても幅広く横断的な知識が必要になりますね。楽しんで学んでいける姿勢の方は新しい知識が増えるのでハマると楽しくなるのではないでしょうか。今回は不動産投資をする上で身につけておいた方がよい知識について説明しました。最後までお読み頂きありがとうございました。よかったらお気軽にフォロー、スキを頂けますと幸いです。

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