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#0072【不動産投資】仲介物件と売主物件の比較

皆さん、こんにちは。記事をご覧頂きありがとうございます。
不動産投資をするにあたり物件のマイソク(物件の販売図面)には取引態様が記載されています。そこに媒介(仲介)や売主といった記載がされています。見たことがある方もいると思います。今回は仲介物件と売主物件について簡単に比較してみたいと思います。

【仲介物件】
顧客は仮に売買が成立した場合、物件価格に対して仲介手数料を支払う必要があります。もし物件の買主の場合は仲介手数料を諸経費として支払うことを資金計画をする際に考慮しておく必要があります。買主が払った仲介手数料は物件の取得のための諸掛経費として取得原価に算入して、物件の減価償却を通じて費用化します。
一方、もし物件の売主である場合は売却損益に加えて仲介手数料を考慮しておく必要があります。売却時に売却益が出る場合は譲渡所得の計算に必要経費として考慮できます。
細かい計算は抜きにして仲介手数料の上限は3%+6万円となります。

【売主物件】
不動産業者が売主となる物件です。皆さんが買主の場合、物件価格の支払いのみで仲介手数料はかかりません。というのも不動産業者さんは物件価格に利益を見込んで価格を上乗せして販売しているからです。不動産業者さんは買主に販売する価格以下で仕入れ(買い取り)をしています。
皆さんが物件の売却活動をする場合、不動産業者さんから買い取りの提案をされることがあります。買い取りは不動産業者が利益乗せて売却するので、希望する売却価格よりは大幅に低い価格で買い取られることが多いです。現金化するには早いのが買い取りのメリットです。

【最後に】
今回は取引態様として仲介物件と売主物件の比較をしました。物件を購入する場合、どちらが有利、不利ということはありません。支払い総額を抑えることが投資家目線では重要だと思います。最後までお読み頂きありがとうございました。よかったら、お気軽にフォロー、スキして頂けますと幸いです。

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