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未来のはたらく

未来のはたらくを想像してみました。

はたらくところ

働く場所は高層ビルではない。緑のある環境が良い。東京である必要はない。都会は人が多すぎるため人々はそのほとんどの時間を無駄にしている。ギュウギュウ詰めの電車で一時間過ごし、高層ビルのエレベーターで行列。社内外打ち合わせのために移動時間を費やし、無機質な部屋で何も新しいことを考えられずに一日を無駄にする。それで賃金を得ているから無駄ではないと感じる人はすでに成長は期待できず、いずれAIが代わりに仕事をもっと効率的にやってくれるだろう。

地方、空気の良い緑のある広い土地で低層階の社屋、移動にはセグウェイではなくEVを使い時間を無駄にすることなくコミュニケーションを行い想像力を高めクリエイティブに仕事する。先のCES2020でトヨタの豊田章男社長が発表した「Woven City」。私にはコネクティッドシティ自体が企業の将来の有り様だと感じた。豊田社長は実際にトヨタ社員が富士裾野の「Woven City」に住めるようにすると発表。素晴らしい発想だ。大企業は東京に本社機能は残しつつ、地方にコネクティッドシティを形成し大部分の社員にそこに住める権利を与えるべきではないだろうか。高い家賃の東京の社屋や従業員の交通諸経費などを支払い続けるより地方へのコネクティッドシティ構築へ投資すべきだ。この際、法人税を下げてもよい。政府は経団連に人参をぶら下げてでも大企業に地方への投資をアクセラレイトすべきだ。

オープンにはたらく

日本は国がはたらく人のためのSNSを作る。全員がそのSNSに登録する。会社は雇用している社員の属性を全てそのSNSに登録する。これで国内で名刺を使う必要は無くなるだろう。はたらく人にとって会社は収入を得られる一つの組織に過ぎない。複業を当たり前にする。SNSは会社を越えたコミュニケーションと新しい事業を促進してくれる。本当のオープンイノベーションを実現すべく、新しい会社を越えた繋がりからベンチャーを起業できるシンプルな仕組みがエンベデッドされている。企業同士のジョイントベンチャー設立やVCの積極的な投資を喚起する。はたらく人たちはもう一つの会社に縛られる必要はない自分のやりたいことを自分の才能と時間を使って社会に貢献し収入を得ることができるようになってほしい。

ソーシャルソーシング。ある会社ではたらく人がふと「ちょっとこのデザイン、誰かに依頼できないだろうか。」今だと依頼先はまずは社内となるが、これを社外の大勢の人へ簡単に投げることが可能になれば。この時会社間の面倒な契約や経理のやりとりは無しにしたい。メルカリのような個人間で作業を取引できるシステムがあればよい。社内の機密情報を出してしまうじゃないか、無理だろうと考えがちだが、決して実現不可能ではない筈だ。

アンドロイドアシスタント

一人につき一人アンドロイドアシスタントが当たり前になる。Alexaよりも優秀だ。スケジューリングや出張の手配、ちょっとしたメールなどは全て口頭で指示を出せば正確に実行してくれる。おまけに経費精算などの業務まで任せられる。話しかければ、社内やネットにある必要な情報を全て収集して提示してくれまでする。ウェブミーティングやリアルミーティングの議事録作成まで仕上げてくれるだろう。「先月のPLとトピックスに関する資料を作っておいて」と語りかければ、すぐにある程度の資料が手もとに届けられる。翻訳も双方向でお任せあれ、グローバルビジネスコミュニケーションを支援してくれる。

会社員だろうがフリーランスだろうが誰にでもアンドロイドアシスタントは提供される。アンドロイドアシスタントは契約する全てのサービスと接続できる。SaaSはこのアンドロイドアシスタントと連携できなければ役に立たなくなるだろう。アンドロイドアシスタントは個人でカスタマイズができるしオリジナルにパーソナライズできる。その姿は未来のスマートフォンかもしれないし、ペッパーのようなロボットかもしれない、ターミネーターのような容姿かもしれないし、果てまた初音ミクのように物理デバイスではないかもしれない

グローバルにはたらく

日本発のサービスを海外で展開することが当たり前になるだろう。人口減少が運命づけられている日本では当然のことだ。ものづくりジャパンは今でもグローバルで活躍中だが、ITのサービスで成功している企業がいったいどれだけあるだろうか。大企業はスタートアップの海外展開を支援すべきだし、その仕組みが用意され当たり前になるだろう。

定年って何だっけ?

健全な環境で働けば健康は促進される。複業も当たり前になれば、企業に定年制度は残ったとしても個人として働きたければフリーランスでずっと働くことができるわけで。


はたらくを自由にできるかどうかは私たち自身がデザインし実行していかなくてはならないのだから、とても良い企画だ。私も上に書いたことが少しでも実現できるように進んでいこう。

#はたらくを自由に

いつもありがとうございます。書きたいこと徒然なるままに書きます。