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新社会人の皆さまへ伝えたい「今やっておいたほうが良いこと」

新社会人の皆さまに伝えておきたいことがあります。

私のおすすめなので、話半分で。笑。お楽しみください。

今やっておいたほうが良いことを3つ書いておきます。

日記を書くこと

手帳は持っていますか?

コロナウイルス影響で出社せずとも、研修を受けなくとも、毎日毎日時間は流れていきます。新社会人の皆さまの20代は人生にとってとても大切な時間です。もっとも生き生きしていて体力もあるし頭も回転します。何と言っても夢ややりたいことを貪欲に追いかけることができて動くことができる時間です。在宅勤務であろうがオンライン研修であろうが、出社して先輩たちと仕事しようが新しい発見が山のように目の前に現れていることでしょう。写真や動画で残すこともいいですが、自分の言葉で書き留めることを忘れないでください。特に自分が感じたこと、考えたこと、短くても長くても良いので自分の言葉で残しておくようにしましょう。なんとなくなんですが、それは結構な学習になると感じています。

ちなみに私は20年ほど前の手帳やノートを未だに持っています。たまに読み返すと、なかなかいいこと書いてるじゃん!しかも綺麗な字で!笑。いろいろなことが頭の中に蘇ります。良いことばかりじゃなくて失敗を悔やんでいることも書き綴ってあります。失敗して失敗を乗り越えることは自分を成長させてくれます。新人の時ほど「僕の失敗日記」と言っていいほど失敗だらけで、「この失敗は二度としない!」「今回はほんと申し訳なかった、人に迷惑はもうかけたくない!」「将来の自分へ、失敗の教訓をここに記しておきます」そんな文言が並べられていて、今読むと少し恥ずかしいこともあるけどすでに経験として自分の心の中に埋め込まれているものだから、これまでどれだけ役に立ったことか数知れず。

それとプライベートのこともミックスさせて書いておくのもおすすめ。家族のこととか、付きあってる人、友達、同期のこととか。皆さん同じで仕事と並行でいろんなことが人生の中で起こっているのだからそれぞれが自分に影響するのは当然。感情を記しておくのが重要なのです。

手帳でもノートでもスマホでもPCでもご自由に。私は時代が時代だっただけに手帳やノートに書いていましたが、意外と紙の方が残っていたりするんですよね。なので、残しておきたい方は紙をおすすめします。笑。いや、残したくないって?残さなくてもいいです、日記は書くことが重要なんです。

本を読むこと

仕事が忙しくなってくると仕事以外のことに時間を割けなくなる方も多いでしょう。またもう少し時間が経って、結婚や子育てとなってくるといよいよ趣味や読書に割く時間がなくなってくる方も多いのでしょうけど、新社会人の今、本を読むことを怠ってはいけません。一日30分でも1時間でもオッケーです。どんな本でも良いです。本は皆さんにたくさんの知識・情報を与えてくれます。たとえ会社に行けなくて自宅にいようが、仕事で忙しくて遊びに行けなかろうが、とてつもなく広い世界の、しかも過去の様々な人が経験したことや思考したこと、想像したことを家にいながら知ることができるのです。インターネット上にもYouTubeやSNSなどで大量の情報を知ることがもちろんできますが、書籍はネットには無い体験を皆さんにもたらしてくれます。

紙でも電子書籍でも構いませんが、やっぱりおっさんの私は紙の本が好きです。たまらないんですよね、手触りと利便性が。利便性というのは覚えておきたい!ことが書いているページを瞬時に折り曲げられることです。あとおすすめは読んだ後にすぐに書評を記しておくこと。メモでもいいのですが、読書感想文レベルを書いておくとすごく頭で整理されるので余韻に浸る時間が継続します。それと本はこれから皆さんが出会う人たちと会話したりするきっかけとして大活躍してくれるでしょう。本は皆さんのコミュニケーションを活性化してくれます。旅行や趣味と同じく、本は人と人をつなぐ架け橋になってくれるのです。本の内容やそれぞれの感想について会話することによって、共感が生まれるのです。すでに40代の私は、心から本の恩恵に預からせていただいています。

新社会人の方におすすめする本はたくさんありすぎて「この一冊!」を挙げるのには無理がありますが、敢えて選ぶなら司馬遼太郎「竜馬がゆく」です。

社会と会社のシステムを知ること

人と組織とITについて、まずは自分の身の回りのことから知っていきましょう。社会人になると人脈がさらに大切になっていきます

会社に入ると規模に関わらず、会社を支えるために様々な役割の人たちがいます。まずは自分の身近にいる人たちとコミュニケーションしていくことが重要です。ですが、このようにオフィスに行けない環境であるならば、会社の組織図を眺めてどのような部署があり、そこにはどのような人がいるのかを社内システムを使いながら頭に入れていきましょう。自分の会社が何をしている会社なのかを知ることはとても大切なことです。

残念ながらまだ研修中などでPCもモバイルネットワーク環境が与えられていない方は社内のITシステムに触れることができないかもしれません。そのような場合は同期や先輩に頼らざるを得ません。同期はみんな不安を抱えているでしょうから、お互い大切にコミュニケーションをとっていきましょう。

会社のホームページを見ることはできるので、この際ですから就職活動の時よりも隅々まで見てみましょう。上場企業であるならばIRで決算報告などの資料に目を通しておくとよいでしょう。全部理解できなくてもいいのです。不明な点は自分で調べてみたり、先輩や同期に尋ねてみましょう。意外と皆自社の情報を知らないものです。

税金・保険・医療のことや自分の住む地域についても調べてみましょう。これも今はウェブでかなりの情報を取得できるはずです。4月から新しい地域で生活を始めた人は特に地域の情報を知っておくとこれから便利ですし、その土地に愛着を持つことで毎日が楽しくなります

最後に

新社会人の皆さんにお伝えしたかったことは以上です。

緊急事態宣言もいつ解除されるかわかりませんし、2020年はこれまでにない年になりそうですが、必ずまた明るい時代がやってきます。そして何よりも皆さんの人生で20代という大切な楽しい時間は今からです。元気を出して一緒に乗り切っていきましょう。

番外編「新社会人の皆様におすすめする本」

あ、もし「竜馬がゆく」はとっくに読んだよ、という方にはこれ。垣根涼介の「ワイルドソウル」。これは若い20代の皆さんには刺激があって最高に盛り上がれる作品かと思います。皆さんもきっと友達に紹介したくなるでしょう。

旅行に行けない、世界を見たいのに、と悶々としているあなたにおすすめするのは佐藤優「世界史の極意」。グローバルが当たり前の今、歴史を知っておくと知らないのでは大違い。私は父から3年前にこの本が送られてきて読みましたが、あらためて勉強になりましたし、ここからまた知識の泉が広がっていきます。

なんだよ小説や歴史ばかりじゃないか、何か仕事に役立つ本はないのか、という方におすすめはジェフリー・ムーアの「キャズム2」。どんな業種のどんな仕事をしている人にもぜひ読んでいただきたい一冊です。

新社会人がやるべきことを書かせていただきました。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

いつもありがとうございます。書きたいこと徒然なるままに書きます。