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恐怖心、信じますか?

おはようございます。
気温は3°、☔️がチラつく予報となっています。強風が続いています。


帰ってきて思ったことは、道を挟んだところ十字路の北東ビルが取り壊されて、いよいよ地下鉄工事が始まっています。

もう一つの道の反対側の南東サイドのビルは完成へと近づいていて、新しいコンドミニアムと地下鉄工事が順調に進んでいる中、窓から目の前に見える北西部の土地の整備も進んで、子供用の遊び場が作られています。
次から次へとトロントの開拓が進んでいますが、それと共にダウンタウンの道沿いでの強風が強くなって【自然と破壊】の引き合い具合がどう未来に反映して続いていくのか?嬉しい反面、不安も検討もつきません。

そんな中、まだまだジェットラグが続いていて、父のドクター面談と抗がん剤治療再開が始まったと聞きました。


父は膵臓がんのステージ2bと宣告されて
16時間にも及ぶ手術を受けて


気がつけば
6年が経とうとしているところで、

再発という宣告と共に
抗がん剤(治療)が再び始まりました。


*現在では抗がん剤治療は一定のがんに効果があることはわかってきていて、
根治治療としては確信できないことがわかっていて延命というにも数ヶ月から一年くらいである

それでも
床屋さんのお仕事を続けています。

今回私が帰国してる間に、
抗がん剤治療は一時休息していたのですが、


ドクターから、
「抗がん剤治療はだんだん効かなくなる。」と聞いていて、今何もない状態でしたらこのまま様子を見て経過観察していけば良いかなと私は思っていたのですが、


いきなりのアグレッシブな手術に向けて2ヶ月の抗がん剤をしていこうと提案(?!)を受けて、


もともとがんへの恐怖心が高まって、
「元気なら抗がん剤治療を受けてください。」とドクターからの勧めで
抗がん剤治療の再開を始めたそうです。

父は79歳、
手術に対応できる身体ではありません。


日本と北米のドクターの違いは明らかです。

本当に患者の命を守ることを考えてるとは思えません。

寝たきり老人が多い日本、
がん患者の生存率が北米に比べて2倍近く低いことや治療方針の違いが大きく結果に出てる気がしてなりません。

10%にも満たない
奇跡であるとも思える
膵臓がんオペ後6年以上の
父の生存は、

ドクターにとっても未知の世界。


これからの課題は、
高齢化社会の中でいかに
健康寿命を伸ばすかというか、

寝たきり患者を作らないことが
1番の課題な気がします。

父は死ぬのが怖いそうです。
抗がん剤治療を受ける前は、
なんの症状もなかったそうです。
抗がん剤治療で体が弱っていってるのに、抗がん剤治療を手放すことが怖いそうです。

何も治療せずに
手遅れになるのが怖いそうです。

免疫力をアップさせることは、
食べ物だったり
筋力をつけることだったり
ストレス解消して
日常生活を整えることだったりしますが、

それよりも
治療を受ける方が長く生きることができると錯覚してしまってるようです。


抗がん剤治療は、
ある一定のがんに効果があって、
根治治療方法ではありません。

がん治療方法には、
手術や抗がん剤治療、
放射線療法などがありますが、


どれもハイリスクな治療法だと
思っています。


人それぞれの寿命も違いますが、
まずは恐怖心を解消することが重要な要素だと思いました。


去年年末から
イギリスのキングチャールズ3世氏とキャサリン妃もがんの治療中と聞きましたが、


キングチャールズ3世は抗がん剤治療はしていないようです。


久々の公の場での様子を見ても髪の毛が抜けていない様子からもわかると思いますが、
キャサリン妃は髪の毛が抜けるかもということでしたが今のところ見受けられない状態のようです。


病気に対しての恐怖心は、
誰もが見えないものとの戦いというか、

自分自身の体でさえもわからない
恐怖心に怯えてしまうことが1番の毒であると思います。

死への恐怖
それは本当に怖いモノでしょうか。

私はまず1番怖いと言われる死をシュミレーション して、自分が最後にどうしたいかとか、どんな状態で死にたいかを考えました。

そうすることで、
どう生きていきたいか
考える時間ができました。

苦しんで生きたくないし、
ましてや寝たきりにもなりたくありません。


もちろん治療できるモノならなんでも挑戦したい気持ちでしょう。

でも今の現状で
膵臓がんに効く治療方法はありません。


どうして病気になってしまったのでしょうか?

今までの生活習慣が1番の原因だと思いますし、寿命が近づいてきてる証拠であるとも思います。

今まで生きてこれたことへの感謝
できる普通のこと
当たり前にできていたことや
生きていく上で
全てが貴重なことだと思えるでしょう。

恐怖心が無くなった時
本当に自分がどうしたら良いのか
それぞれ一人一人の生き方が見えてくるのではないでしょうか。


お父さん、
今まで生きてくれてありがとうございます。
これからもずっと元気でいてくれることが、
1番の願いでもあります。


ずっと元気でいてくれることでさえも、
当たり前ではないこと
本当に両親が生きていてくれることが
ありがたくて涙が溢れてきています。


どうすることもできない
私を許してください。

私はお父さんの恐怖心を取り除くことができませんでした。


お父さん、どうか生き延びてください。
どうか、元気でいつまでも普通に暮らせることができることを願っています。


苦しい時に近くにいることができませんが、父が最後に信頼してるドクターに任せることしかできません。

父が選択した生き方を見届けることしかできませんでした。

ゴメンなさい


私に命を授けてくれた父と母へ
尊敬感謝しかありません。


どうすることもできない私を
許してください

本当に今まで生きてこれたことに感謝しています。ありがとうございます


お父さん、お母さんと喧嘩しても、
お互いが愛し合ってできた子供達がいること孫たちがいることを忘れないでください。

家族みんなに愛されている父と母へ😢

一生、愛しています🫶❤️


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