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フリーターをフリーランスと名乗っていました。

昨年の4月に退職して、無職状態になりました。
僕は野球が好きなので野球観戦に行く機会が増えました。

そこで来場者アンケートがあり、「あなたの職業は?」的な質問があったのですが、思わず手が止まりました。

「俺、無職か。どう答えよう」と思いました。
その頃は自分が無職、フリーターになるとは現実的に受け止めきれていませんでした。

その日は無職でいる自分に恥ずかしかったので「フリーランス」とカッコつけて答えました。
フリーランスの方が言葉の響きが良いですし、世間でも広がりつつあるので盛りすぎました。

しばらくはアンケートや職業について聞かれることなかったので名乗る機会は減りましたが。

まさか、自分がそんなことになるとは思いませんでした。新卒で入った頃は僕が正社員で同い歳がアルバイトとして入社してきたり、何人かフリーターがいました。(会社に馴染めなかっり、自衛隊辞めたりと)

僕もその頃は「俺がフリーターにはならない」と決めつけていました。フリーターは恥ずかしいとそう思っていましたし、正社員が当たり前と思っていましたから。正直、見下して部分もありました。

あれから、俺は無職&フリーターになりました。他人のことをバカに思うことができなくなりました。申し訳ないと思っています。

昨年の夏頃から始めた仕事ではフリーターばかりがいたので身分なんて気にせずに仕事をしていましたし、同じ境遇がいたので心が楽になったりと生きやすさはありました。

でも、僕がそんな身分でいるので肩身は狭いですし、フリーターを答えたら心配されて、同級生に噂が広がるだろうと勝手に思っています。友人とあった時に仕事のことを言う時は戸惑いつつ、仕事を盛ったりや仕事が順調と答えています。


一時期はフリーターがカッコいいと世間から思われていましたが、現在では「ぷー太郎」や「社会不適合者」などと思われています。(社会不適合者でありますが)

もう、フリーターという言葉をなくしましょう。これからは「フリーランス」の時代です。多分、フリーターとフリーランスの違いは大して変わらないですし、仕事がなければ、フリーター同然です。フッ軽のイメージがありそうじゃないですか。
カッコつけて盛りましょう。(何言ってんだ)



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