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5. ハナミズキ@橋場通り

今日の樹木

名前:ハナミズキ(花水木)、アメリカヤマボウシ
分類:ミズキ科サンシュユ属、落葉広葉樹
原産国:アメリカ北部

春に白いすっきりとした美しい花を咲かせるハナミズキ。
(実は白いの花びらでなく総苞という部分)

和っぽい佇まいを感じていたけれど、1912年に日本がワシントンD.C.にサクラを送り、その返礼として贈られた樹木とのこと。

落葉樹なので今の時期は葉が落ちている状態。何となく、このタイミングでじっくり観察してみることにしました。

キになる① 1本で見どころ満載な枝先

遠目からは枝むき出しの樹木の姿だけど、近づいてみると枝先に色々ついていて賑やか!!

まずは目を引く花芽(成長して花になる芽)。うっすら産毛が生えていて、上に向けてほんのりピンク。まるで上品な和菓子みたい。もしくはスライム。

スライムが3匹現れた。皆、首をかしげている。

そして、葉芽(成長して葉になる芽)。
閉じている芽から葉がちょっと出てきた芽まで、葉芽だけでもいろんな形があってキュート。

最後に、乾燥した紅葉している葉や、花が咲いた後の蕾(これがスライムになるのかな)?

キになる② 定点観光

今回歩いた橋場通りは、隅田川に沿って伸びていて、見晴らしも良く交通量も多め。ハナミズキは動かないけれど、生えている場所から観光気分を味わえているかしら。

スカイツリーの頂上にちょこん。

五重塔の屋根にちょこん。観光バスも良く通ります。

無理やり感もあるかもですが、この場所このタイミングならではということで😅

キになる③ 1本1本の個性

同じ通りに生えているけれど、大きさも、枝ぶりも、枝先についているものも、それぞれに違う。当たり前のことだろうけど、葉が落ちた状態だからこそ、その違いが鮮明。

花芽が多めタイプ。パチパチと音が聞こえてきそう。

葉芽が多めタイプ。シュッとしていて、凛々しい。

他にも、だいたい半々のバランスタイプだったり、枯れ葉を残しがちタイプだったり。

青空のもと、マスクの下で一青窈の「ハナミズキ」を口ずさみながらの、爽やかな散歩でした。

今日の寄り道

通り沿いにあるSNAPさんのカフェスペースで、コーヒーとスコーン(アールグレイ&苺)をいただきました🥰

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