キになるズ

木育インストラクター@台東区/地域の街路樹をちょっと気にしてみる散歩/そこにある木と少…

キになるズ

木育インストラクター@台東区/地域の街路樹をちょっと気にしてみる散歩/そこにある木と少しずつ距離を縮めてみる/楽しい寄り道も忘れずに♬

最近の記事

15. クロガネモチ&コブシ@六区ブロードウェイ

今日の樹木 名前:クロガネモチ 分類:モチノ科モチノ木属、常緑中高木、雌雄異株 名前:コブシ 分類:モクレン科モクレン属、落葉高木、雌雄同株 週末は観光客でとても賑わっている六区ブロードウェイ。 歴史ある全長約300mの通りには娯楽・商業施設がずらりと並んでいて、 ザ・浅草を代表するエリアの1つ。 ゆっくり歩いてみると、実は何種類かの樹木が植えられていて、通りの賑やかさをさりげなく演出している気づく。 キになる① ツルツル葉っぱの花形樹木 2021年にリニューアル

    • 14. マロニエ@福井町通り

      今日の樹木 名前:マロニエ(セイヨウトチノキ)    分類:トチノキ科トチノキ属、落葉高木、雌雄同株 寒さとデスクワークでバキバキに凝った身体。 限界がきたので整体を探したら、希望日時に予約できる整体院が浅草橋に。 近くの福井町通りにマロニエが植えられている情報を発見。 本物のマロニエの姿が思い浮かばなかったが、何か聞き覚えのある名前… そうだ! 友達から子供の誕生日にもらった絵本「おひさまがおかのこどもたち」に、マロニエの木陰で遊ぶスウェーデンの子ども達が描かれてい

      • 13. ナツツバキ&キンモクセイ@オレンジ通り

        今日の樹木 名前:ナツツバキ(夏椿・別名シャラ)    分類:ツバキ科ナツツバキ属、落葉高木、雌雄同株 名前:キンモクセイ(金木犀)    分類:モクセイ科モクセイ属、常緑小高木、雌雄異株 雷門通りと伝法院の通路門をつなぐ全長約380mの商店街、オレンジ通り。 歴史あるオレンジ通りの両脇には、お店がずらりと並んでいます。 賑やかな通り沿いには、ナツツバキとキンモクセイが植えられています。 他にもスターの手形や花壇、看板、鉢植えなどが所狭しと並び、 いろいろと目移りし

        • 12. モミジバスズカケノキ@言問通り

          今日の樹木 名前:モミジバスズカケノキ(紅葉葉鈴懸の木)    分類:スズカケノキ科スズカケノキ属、落葉高木、雌雄同株 早口言葉のような名前と、漢字にしたときのごつさが印象的😊 3回続けて早めに言ってみたけど失敗、難易度高いです。 文京区の東京大学の本郷キャンパスの前から、台東区の隅田川に架かる言問橋まで全長約4kmある言問通り。 その一部の区間、300mくらいの間に、モミジバスズカケノキが10本ちょっと生えていました(↓緑色の部分)。 短い区間だけど、ダイナミック

        15. クロガネモチ&コブシ@六区ブロードウェイ

          再会~2nd Reunion~

          再会と変化 以前に登場した樹木たちのその後も、ちょっと気になる。 Netflixのリアリティショーみたいに、収録後の再会企画をやってみたい。 そんな想いから、樹木に1カ所に集まってもらうことはできないので、自分から再び会いに行くことにしました。 じっくり観察ではなく、「ちょっと最近どう~」と近況を立ち話するような、カジュアルな報告です。 リユニオン① トキワヤマボウシ@石浜通り(2022.12訪問) 前回は熟れた赤い実をぎっしりつけて、その姿に圧倒された記憶が大きい

          再会~2nd Reunion~

          11. サルスベリ@浅草通り

          今日の樹木 名前:サルスベリ(百日紅) 分類:ミソハギ科サルスベリ属、落葉高木、雌雄同株 連日もう暑すぎて、歩きはあきらめ自転車散歩にしました。 浅草通りの駒形橋の西側~上野駅手前まで往復約3.5km。 鮮やかなサルスベリの姿に元気をもらい、パワーチャージ。 キになる① 小さな花火、大きな花火 濃いピンク、白、薄紫。 蕾からポンとはじけて、花火のように広がる花びら。 線香花火のパチパチと優しく散る火花のような軽やかさも感じます。 そんな花がたくさん集まると、シロップ

          11. サルスベリ@浅草通り

          10. リトル・ジェム@左衛門橋通り

          今日の樹木 名前:リトル・ジェム ※タイサンボク(泰山木)の園芸品種 分類:モクレン科モクレン属、常緑高木、雌雄異株 前回オウゴンモチを眺めながら歩いた左衛門橋通り。 あれ、まだまだ南に続いていたんだ! と自転車でたまたま通りかかり、気がつきました。 しかも街路樹がタイサンボク(の園芸品種)!! 娘が通っていた幼稚園の園庭の真ん中に1本生えていた、 ちょっと不思議なあの木。 あの木が、下町の一画にずらりと並んでいる。。。 これは観察せねば、と自転車を降り、 視界を「キ

          10. リトル・ジェム@左衛門橋通り

          9. オウゴンモチ@左衛門橋通り

          今日の樹木 名前:オウゴンモチ(黄金黐) ※モチノ木の園芸種 分類:モチノキ科モチノキ属、常緑広葉樹、雌雄異株 今回は入谷方面にある左衛門橋通り(さえもんばしどおり)を散歩。 たくさんの子ども達で賑わう、台東区の中でも比較的大きな入谷南公園の脇を通っています。 以前、子どもが遊んでいるときにチラッと視界に入り、黄金にきらめく葉に心奪われ、いつかゆっくり歩こうと決意。 キになる① ポイントカラー 髪の一部を染める、今はやりのポイントカラー。 それぞれ黄金色のポイントの

          9. オウゴンモチ@左衛門橋通り

          8. ホルトノキ@地方橋通り

          今日の樹木 名前:ホルトノキ 分類:ホルトノキ科ホルトノキ属、常緑広葉樹 原産地/分布:日本(関東以南) 前回の土手通りの途中から北方向に伸びる地方橋通り。 この通り沿いに生えている木、それはホルトノキ♬ 土手通りの街路樹のヤマモモとホルトノキはよく似ているので、以前はヤマモモかと思っていたけど、ちょっと違う気もしつつ、そのままにしていた。 いくつかの特徴からこれがホルトノキと分かった時から、ぐっと距離が縮まった気がして、とても嬉しい。 ちょっと不思議な名前は、江戸

          8. ホルトノキ@地方橋通り

          7. ヤマモモ@土手通り

          今日の樹木 名前:ヤマモモ(山桃) 分類:ヤマモモ科ヤマモモ属、常緑広葉樹、雌雄異株 原産地/分布:日本、台湾、中国、フィリピン 浅草北部を横に伸びる土手通り。 台東区HPの「道路通称名・道路愛称名」によると、日本堤という土手があったことにちなんだ通り名とのこと。 浅草駅からは少し距離があるけれど、なかなか味のある通りなので、最近では外国人観光客も多く見かけるようになりました。 そんな土手通りの街路樹、ヤマモモをご紹介。 イチョウやサクラと比べ、ぱっと見て、あまり特徴

          7. ヤマモモ@土手通り

          6. ソメイヨシノ@助六夢通り

          今日の樹木 名前:ソメイヨシノ(エドヒガンとオオシマザクラの雑種) 分類:バラ科サクラ属、落葉広葉樹 原産国:日本、江戸時代末期ごろ 浅草駅から隅田川沿いに北へ伸びる助六夢通り。 気になる名前だったのでネットで由来を調べていたら、何と台東区HPの「道路通称名・道路愛称名」に主な通りの通称と地図、更に由来が紹介されていました!これからの参考にもなるし、今まで歩いた通りもおさらいできる貴重な情報ゲット😊 ちなみに助六夢通りは、歌舞伎の演目「助六由縁江戸桜」の花川戸助六にち

          6. ソメイヨシノ@助六夢通り

          再会~1st Reunion~

          再会と変化 以前に登場した樹木たちにもう一度会いたい。Netflixのリアリティショーみたいに、収録後のリユニオン企画をやってみたい。 そんな想いから、樹木に集まってもらうことはできないので、再び会いに行きました。 リユニオン① イチヨウ@一葉桜・小松橋通り 葉が落ちて見えるようになった枝ぶりが力強くてびっくり。 枝の先はピース・ピース・ピース✌ 冬芽もしっかり、春の開花に向けてエネルギーに満ち溢れています。 小さな稲妻が落ちているのか、小さな竜が昇っているのか

          再会~1st Reunion~

          5. ハナミズキ@橋場通り

          今日の樹木 名前:ハナミズキ(花水木)、アメリカヤマボウシ 分類:ミズキ科サンシュユ属、落葉広葉樹 原産国:アメリカ北部 春に白いすっきりとした美しい花を咲かせるハナミズキ。 (実は白いの花びらでなく総苞という部分) 和っぽい佇まいを感じていたけれど、1912年に日本がワシントンD.C.にサクラを送り、その返礼として贈られた樹木とのこと。 落葉樹なので今の時期は葉が落ちている状態。何となく、このタイミングでじっくり観察してみることにしました。 キになる① 1本で見ど

          5. ハナミズキ@橋場通り

          4. トキワヤマボウシ@石浜通り

          今日の樹木 名前:トキワヤマボウシ(常盤山法師) 分類:ミズキ科サンシュユ属、常緑広葉樹 原産国:中国南西部~東南アジア 今回から登場した樹木の基本情報。 前回までは、サクラ・ヤナギ・イチョウと良く知られている樹木で、通りの名前にもなっていたりしたので名前は出てきたけれど、今回の樹木は何の木だかさっぱり分からずノーヒントでスタート。 娘の保育園へ少し違うルートから行ってみたときに見かけ、そのインパクトある外見が気になり、ゆっくり通りを歩いてみようと決めました。 歩い

          4. トキワヤマボウシ@石浜通り

          3. イチョウ@浅草寺

          今日の樹木 浅草の代表的な観光地、浅草寺。 コロナ禍で一時は人もまばらでしたが、最近は国内外の観光客や修学旅行の学生さんで日々賑わっております。 家と駅の間にあるので、週に2~3回くらい自転車で通ったり、季節ごとのお祭りを楽しんだりするものの、普段の境内をゆっくり歩いたことは、しばらくの間なかったような。 境内には様々な樹木が植えられていますが、今回はその中でもひときわ目を引くイチョウ達に注目してみました。 キになる① 御神木、戦災イチョウ まずは浅草寺の樹木の代表

          3. イチョウ@浅草寺

          2. シダレヤナギ@柳通り

          今日の樹木 秋晴れの一日、在宅ワークの合間に近所の柳通りを散策。 1週間に4~5日は通る柳通り。浅草の観音裏エリアを約350mほど縦に伸びるこの通りは、歴史(松尾芭蕉の句碑など)と文化(浅草見番や植木市など)と、美味しいお店がぎゅっと詰まった、盛りだくさんな通りでもあります。 何度も通っているものの、普段は自転車で通り抜けたり、歩いてもお店に目がいきがちで、シダレヤナギは景色の一部でしかなかったような。 なので、今回は周辺の誘惑に惑わされず、並ぶシダレヤナギを見つめ、

          2. シダレヤナギ@柳通り