今年のこの酷暑は、確かに気候変動が起きていることを象徴しているような現状ですよね～。皆様もこの酷暑、なんとか乗り切られていますでしょうか！(-_-;)。

さて8月末に、あるお客様企業において「企業が取り組むSDGs」というテーマで研修登壇をさせていただきました。こちらの企業様では3年がかりで関わらせていただき、1年目はSDGsの入門編、2年目は自治体や各企業のSDGs取り組み事例の紹介と、まずは自分自身ができることを考えて宣言発表！という形で進めてきました。

３年目の今年は、私から知らなかった！SDGsクイズを出させていただき、その後、SDGsの理念「誰一人取り残さない世界」に絡めて、最近よくお聞きするのが、「SDGsって、結局環境問題やエネルギー問題のことでしょう？」とか、「SDGsの浸透といっても、企業や組織にとって利益になるの？」というお声です。

確かに、「環境問題」「食品ロス」「再生可能エネルギー」などがメディアなどでも大きく取り上げられている傾向もあり、そうした見方をされる側面もあるでしょう。でも掲げられている「17の目標」を確認していけばお分かりの通り、多岐にわたる問題提起を掲げられています。

そうした中で、改めて企業や組織の根本であるパーパス（なぜ私たちはこの仕事に従事しているのか？という根拠・理由）を明確にし、そこからブランディングを固めていく中で、いかにSDGsの目標や理念を融合させていくかが大切で、そのためにどんな視点で、そして他の組織とのかかわり方が重要になるのか、というお話をさせていただきました。

その後、今の自分たちの組織の現状を知るために「SDGsチェックシート」で
どの分野がどれくらいできているのか、できていないのかを確認したうえで、グループワーク約90分というお時間の中で、真剣に話し合いをしていただき、最後に各グループが5分間にわたって、17の中のどの目標に対して、どんな課題を、どのように取り組んでいくのかを発表していただきました。

発表では、お客様企業単体ではなく、グループ会社も巻き込んでシナジーを高めていく内容や、他の業界（研究機関など）とのパートナーシップを考えられ範囲でもっと積極的に動いていく！など、熱量を感じさせていただくものが多く、とても感慨深かったです。

少しでも色んな企業や組織の皆様にとって、SDGsの理念を踏まえながら自らの企業成長を促していけるそんな良いサイクルを回していっていただければとても嬉しいです！

※10月4日（水）20：00～22：00　公開セミナー実施いたします！

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