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#1 また食べたい麻婆豆腐

こんにちは、こんばんは、きのみです。

最近気温の乱高下がすごいですね。
恥ずかしながら先日しっかり風邪をひいてしまいました。
(今はもうすっかり元気です)

それはさておき、記念すべきごはん記録#1
既に緊張とワクワクとが混在しておりますが
私の舌があの感動を忘れないうちに、書いていきたいと思います。

あ、先に言っておきますが私は写真のセンスが皆無です。
加えて私の愛しの相棒(携帯)は4年物iPhoneXR
いや決して、マイラブリーXRちゃんのせいにするつもりはありませんが、写真の出来はぜひ大目に見ていただけるとありがたいな、という次第です。

昭和記念公園 紅葉ライトアップ🍁


前置きが長くなってしまいましたが、
先日昭和記念公園の紅葉ライトアップを見た帰り、
久々に出会いました。
にやけメシ
(きのみ語録/美味しすぎてにやけちゃうご飯)
今回は、麻婆豆腐です。

麻婆豆腐セットC(ライス・スープ・ザーサイ付き+杏仁豆腐)¥1,400

私、ひと皿でこんなに楽しめる麻婆豆腐は初めてでした。

①日本人好みのコク辛麻婆豆腐
麻婆豆腐は香辛料がしっかり効いた四川風。でも、それが全然くどくないんです。日本人好みのちょーどいい塩梅。
加えてとろみは控えめ。口に入れるとさっと舌全体に広がり、そのコクと香りは口内を超えて鼻腔にまで広がります、、、(書きながら思い出して幸せ)

②ご飯のやわらか布団でマイルドに
そんなメインの横に鎮座する、艶々白米。麻婆を追いかけるように口に運ぶと、想像以上の水分多めの柔らかめ。
私普段は硬めご飯が好きなんですけど、でもこれがまた合うんです…
柔らかいから少し噛むだけで口に広がって、辛さの残る舌を優しく包み込みます。さっきの山椒どこいった?ってなります。

③香辛料3兄弟
そろそろ気になってくる、卓上の3つ香辛料。それぞれお名前が…
・山椒"しびれ"
・山椒"香り"
・四川唐辛子

唐辛子にも何かつけたげて、と思いながらそんな唐辛子から麻婆にひとふり。
うん、これは想像通りの辛みプラス。少し形を残す程度に切られてるから唐辛子本来の香りも感じる気がする。

続いて山椒"しびれ"さんをひとふり。
正直山椒強すぎるのは得意ではないのでひよっていましたが、この痺れ、クセになる…
麻婆豆腐単体がもつ香辛料に慣れてきた頃、このしびれさんを加えると、辛さはそのまま、まさに痺れだけをちょっと加えてくれていい味変になります。
(本格四川中華がお好みな方は、さんふり位加えてもいいかも)

最後に1番気になっていた山椒"かおり"さんをひとふり。
ん〜〜〜〜!次は本当に香ってくる!本当に同じ山椒ですか?ってくらい痺れは控えめで、山椒が持つ高い香りを存分に楽しめる感じ。ついつい追いのふたふりしちゃいました。
(その後も好きあらばふりふり…)

香辛料3兄弟で口内変化を楽しんだら、再び麻婆豆腐単体に戻る。
あぁ、美味しい…!
"お好みで"加えても美味しいのは、やっぱり土台が美味しいからなんだと気付かされますね。

⑤名バイプレーヤー"ザーサイ"
いくらくどくない麻婆豆腐でも、そろそろ何かシャキッとしたもの食べたくなるじゃないですか。
そんな時に必要なのがそう、ザーサイ。
こちらのザーサイは酸味を少し感じるさっぱり目。柔らかご飯では拭いきれなかった麻婆の油たちを、しっかり掻っ攫ってくれます。
つまり口内リセット。
この後麻婆豆腐をまた一口食べると、一口目の感動シーンに巻き戻してくれるんですね、何て優れもの。
ありがとうザーサイ。

⑥"ニンニクです"スープ
一旦スープで落ち着こう…と思ったら大違い。このスープ、飲もうと口に近づけた瞬間から鼻と口はもうにんにくワールド!!
てっきり、控えめな鶏がらスープにスライスニンニクがトッピングされている程度だと思っていた私は顔面パンチを食らいました。笑
でも決して、麻婆の旨みを帳消しにする事はないんですよ。不思議…
むしろスープの後に麻婆を食べると、口と鼻に残ったニンニクフレーバーと麻婆が出会って、麻婆単体ではなかったパンチが楽しめます。(町中華で楽しめるような、あのガツンとくる感じ…ああ語彙力が足りない!)



1メニューでこんなに楽しませてくれるなんて、なんて幸せなんだろう…
幸せのあまり絶対にやけてましたね。

目の前で(厨房隣接型のカウンター席でした)中華鍋に水溶き片栗粉を回し入れる料理人さんに、心の中で盛大な感謝を伝えながら、旦那さんよりも早めにお皿を平らげました。

ごちそうさまで…といいそうになった時、目の前に登場したデザートに、えっ?

セットの杏仁豆腐

運ばれてきたのは、すこしベージュ色の杏仁豆腐。杏仁豆腐といえば真っ白なものを想像していたので少しびっくり。どんな味がするんだろうとワクワクしながら口に運ぶと、これがまた美味しいのなんの。
ミルク感は少ないのに、舌触りなめらかで濃厚。でもミルク感控えめだからこそ、乳製品特有の舌の奥に残る感じが少なくサラッとしているんです。
麻婆の七変化を全力で楽しもうと頑張った私の舌を労るように優しく柔らかく、でも後腐れなく流れ落ちていく…
完全にやられました。これは恋?


誰も奪わないのに、誰にも渡さない!とひとおもいに完食して旦那さんに一言。
『絶対また来よう』


そんな麻婆豆腐や杏仁豆腐を頂けるのは
陳健一麻婆豆腐店

機会があればぜひ皆さんも、麻婆豆腐の七変化を体験されてみてください。

長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
また気が向いた時に、きのみのごはん記録に遊びにきてくださると嬉しいです🍊

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