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すべてを諦めようとしていた1年前を振り返る

昨年の今頃、私はすべてを諦めようとしていました。

父親が突然死してその対応に追われる日々。夫にもたくさん迷惑をかけてしまい、父との折り合いがもともとよくなかった夫や義家族にも厳しい態度をとられたり、責められたりしていました。

ネガティブ引きこもり主婦だった私がHSPを知って、それを拠り所として少しずつ自分を理解して前に進もうとしていた。せっかく自分の人生を生きられそうだったのに、けっきょくは誰にも理解されないじゃん。私のやってきたことは何の意味もなかった。

その時の率直な気持ち。

それで、SNSもブログも、ぜーんぶ辞めようとしました。このnoteのアカウントも一度閉じました。

でも完全には断てませんでした。
HSPをきっかけにつながった、感覚を共有できるたくさんの方々とのご縁。また戻ってきたいと、このご縁やこの場所を大切にしたいと思ってしまいました。
SNSを辞めると一度投稿した時、閉じたアカウントを再開した時、たくさんのご心配やおかえりのコメント、DMをいただきました。あの時のことを思い出すと、本当に感謝でいっぱいです。

今思えば、一度すべてをリセットしようとした1年前のことがあったからこそ、自分に本当に必要なもの、自分が本当に大切にしたい人間関係や考え方、学びたいこと、触れたい情報、そういうものを見定めることができたのだと思います。
すべての経験が今の私につながっています。そしてこれからも、どんどん進化していくはずです。

一度リセットしたような状態から自分に必要な情報を探すことで、信頼できる方に自分の人生を振り返るようなセッションをしていただき、自分の養育環境への違和感を明確にしたり、生きてきた過程をまるごと肯定できるような体験をさせていただきました。

心配していた実家の売却の話も落ち着き、無事に手放すことができました。

あの時生きることを投げ出さなかったからこそ、1年前とはまったく違う景色を見ることができていて、今が生きてきていちばん楽しいです。これからもずっと今がいちばんという感覚を更新していくのが、大切にしたい目標のひとつ。

自分らしく生きることを諦めないで本当によかった。出会ってくださった皆さまのおかげです。

最後までご覧くださりありがとうございました。


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