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五十肩などの原因になり、肩関節の安定に必要不可欠なインナーマッスルの鍛え方

本記事では、
1.肩関節を支えるインナーマッスルである棘下筋と小円筋の役割について説明します。
2.実際に私が経験した上で、最も簡単で、効果があった姿勢不良時における棘下筋と小円筋のリハビリトレーニングの方法について説明します。


皆さんこんにちは!
いつもご覧頂きありがとうございます。

今回は久しぶりにリハビリトレーニングについて解説していこうと思います。

1.ローテーターカフについて

皆さんはローテーターカフて聞いたことがあるでしょうか❓
なかなか耳慣れない言葉だと思います。

ローテーター・カフとは肩関節を支えているインナーマッスルのことで
棘上筋・肩甲下筋・棘下筋・小円筋の4つの筋肉のことを指しています。

インナーマッスルで馴染みの薄い筋力達ですが、肩関節の安定に関与し、この機能が低下すると肩の痛み、五十肩ひいては凍結肩、インピンジメントなどの症状が出てしまいます。

今回はこの中で棘下筋と小円筋のリハビリについて取り上げたいと思います。


2.棘下筋と小円筋の働きについて

棘下筋と小円筋は肩関節の運動時に上腕を外側にひねる肩関節外旋の働きをしています。


3.私が経験した効果なかった運動の例


効果の薄い運動方法


棘下筋と小円筋のリハビリトレーニングの仕方については、殆どの医療機関や治療院で上記のやり方、もしくはそれに類似した方法を指導されます。

しかし全くといっていいほど効果が出ませでした。

私は肩専門病院を何軒も訪ねましたが、全ての施設でこの方法を指導されました。

4.何故効果が出ないのか❓

効果が出ない理由は単純です。

棘下筋と小円筋の働きを、思い出していただくとわかると思いますが
棘下筋と小円筋の働きは上腕を外側にひねる外旋の働きです。

効果の出ない運動は一見上腕を外旋させているように見えますが、全く外旋できてないのです。

以上のことより外旋を使った効果的な方法をご紹介いたします。

それにしても、様々な医療機関やリハビリ用の教科書が全く効果のでない方法を指導紹介していることに驚かされるとともに、悲しくなりますね。

5.効果のでるリハビリトレーニング

①親指が後ろになるように手のひらを外側に返す(上腕を外旋させる)


スタートポジション横

スタートポジション後ろ

②腕を外旋させたまま、後方へ持ち上げ、5秒から10秒ぐらいキープする。
その時には腕に力が入らないように気をつける。
これを数回行う

キープポジション

6.まとめ

今回は棘下筋と小円筋のリハビリ方法をお伝えしました。
ローテーターカフのトレーニング方法は効果が薄い方法を指導している医療機関が殆どのようです。

肩痛などに悩んでいる方は参考にして頂きたいです。

次回以降も肩甲下筋棘上筋の効果的なトレーニング方法をお伝えしていきます。

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