見出し画像

無拠点生活(5)外での仕事を探す

拠点を持たず生活するにはどうしたらいいんだろかと簡単な作戦を考えている。

前回の記事では旅の買い物は「無印良品」で済ませられるのでは?と考えたところだった。旅の最中だから棚とか机とかベッドなどはいらない。
必要なのはちょっとした洗剤やちょっとした衣服(もちろん旅に適したものとして最良のものを考え、他の場所で購入することもある)、それにちょっとした食べ物もあったりする。
それに何より、今やどこの街にだってある。ど田舎にはあるかどうかはわからないけど。

そう思うと、あっちこっち買い物して回るよりかは、必要なものは一箇所で揃えたい。そう思った時に無印良品が値段とクオリティを考えてふさわしいかと考えたのだった。



今回は、どうやって過ごすのかを考える。基本的には歩いてかどうにかして次から次へ、町から町へと移動していくのが旅だと言えるだろう。
それ以外には寝る場所を探すことと、仕事をする場所などを探す。

こう考えると、良い場所を探すという作業が多いかと思うが、僕がヒッチハイクをして思った時に感じたのは、そういった旅をしている人やヒッチハイクをしている人に話しかける勇気を一般的な人は持っていないと理解した。

僕はその点どうやって克服したのかと言うと、どんどんと人に話しかけるのである。とは言うが、僕も人を見て様子をうかがいながら人に話しかけて「車に乗せてください」とお願いしてまわっていた。

するとどうだろうか、本当に興味がなかったらあっちへいけと言わんばかりに言われてしまうが、大体の人は自分の都合さえ良かったら…と言って考えてくれるのである。

ごめん、今は家族を乗せているから席がないんだ…
仕事中だけど、職場の近くまでだったら乗せるよ。
マジ勘弁なんだけど。
ごめんなさ~い。
いいよ、乗っていきなよ。
どこまで行くんだい?行き先によっては途中までだけど。

みたいな感じである。
「マジ勘弁なんだけど」が、いちばんつらい返し方ではあったのだけど、そうは言うが、勘弁というのは謝っていることでもあるのだ。

ノリの悪い態度はしていてもこちらには謝ってくれているのだと思えば「じゃあ次へ行こうか」という気持ちになる。


話しかけまくるのは勇気がいることではあるのだけど、でもそれをやらないと自分の命が危ないわけだし、それに飯も食えん。
「ちょっと靴を磨かせてくれませんか?」と言いに行くのは「仕事」なのである。しかもちょっと珍しい旅をしながらの野外での仕事だけど…。

野外でできる仕事を探してみよう。人に向けて何かを売るか、サービスを行う仕事でお金をもらうことを考えてみるべしだ。



気軽に読んでいただきたいので、ひとつひとつの記事に値段は付ていません。靴磨きや仕事のお手伝いなどを投げ銭でやってみると、様々な方が僕の仕事にいろいろな価値をつけて下さってすごく助かります。僕の記事にもあなたの価値をつけていただけると嬉しいです。