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首かけ型の扇風機を買って、失敗した話

首かけ扇風機を買った件について。


いやー参ったぜ。

嬉しくも早く届いた首かけタイプの扇風機。
ワクワクが止まらず早速充電して使ってみたんだが、何やらけっこうしっかりした作りの反面、内部はなんともチープな感じになっておるらしく、スイッチを押すと「ごーーーーーーーーー」と言って風が出るだけ。(そりゃそうだ)この辺までは予想通り。


いや、待て首のところが冷たくなって涼しいはずだ。そういうタイプのデザインになっているし、それなりの値段もしている。

後頭部の首に当たる部分は銀色になっており、そこがひんやりと冷たくなる……予定だったのだが、全く冷たくならず、コンコンと叩いてみると銀色じゃない部分とどうやら同じ素材になっている(プラッチック)。それにそもそもそれらしき説明書もスイッチもない

ということは!全く冷くならねぇってことじゃん!

ちぇっ!なんだよ!

モーレツに騙された感がある。(もう気分が落ちている)



そしていちばん重要な「風が出る能力」について。

全体的にチープではあるのだが、何がチープかというと風が左右でかなり違いがあるのだ。チープな風が来る。何を言っているのか自分でもわからないけど。
例えて言うなら、スポーツカーのボディなのに能力は軽自動車みたいな。そんな感じだろうか。

そりゃあ左右にそれぞれモーターが付いていれば左右の風の出具合に差があってもなんとなく許せるかなと思うのだけど、じゃあたとえば左右で長さの違う紐の鞄を背負ったり、サイズの違う靴なんて履けるかっていうとそれはできない。
装着してみて気がつくと思うが、気になる程度に強さの違う風が来るとけっこう疲れるわけよ
快適を求めるものに対して疲れてしまうのは本末転倒。
もしかすると、ここまで能力が劣っていたら内蔵されているバッテリーなんかも宣伝よりもグッと弱い可能性は高い。
なぜかって、チープな風を送り出すような物を作るのにバッテリーは一丁前なんてあり得ない話だ。ちゃんとした能力が備わっているからちゃんとしたバッテリーが必要なのであって、ほぼほぼ単三電池で賄えるくらいの能力があるものに対してスマホの予備バッテリーくらいの容量があるバッテリーなんて付ける必要はないだろうよ。
充電する時間は2〜3時間必要だと書いてあり、連続使用時間は最低でも3時間ほどなのだという。
たかだか小さいモーターを回すのに3時間ほどしか使えないなら、ミニ四駆の電池とほぼ変わらない能力だと言っても過言ではないだろう。能力が見えないからって嘘の表記は良くない。



結果。
はっきり言って、チープならチープで、チープな値段を付けて欲しいといったところだろうか。おそらくこれくらいの能力だったら、最初からもうちょっと安く売られているものがあっただろうし、シンプルな作りをしているものがあったはずだ。首後ろのところの冷たい仕様に見せかける構造も必要ない。つまりは、そういったダミーの能力にお金を支払っていたと考えると、なんともつまらない買い物かななんて思うわけだ。

確かどこかのロフトに行った時に置いてあったものは、3000円とそこそこな値段で風も出るし首後ろも冷たくなっていた。という事は同じくらいの値段がする今回買ったやつは明らかにパチモン感があり、これは返品確実だと思ったので返品しようとしている。



こういう製品はかなり多くなってくると思うし、3000円~4000円でこういうことが起こるということは、確実に良い製品を買うのが難しくなってくるのではないかと思った。今回はAmazonで購入したのだけど、似たような商品は無数に存在していて、おそらくはほとんどが僕が買ったような商品だと思っていいだろう(宣伝の写真などが同じ感じだし)。

やはりロフトで見つけた商品のように、実際に手にとって買えるものであれば他の物と比べたり、同じ能力でより安い物を見つけようとしないことがいい商品を買うための秘訣かななんて思う。

欲しいと思ったら欲しいと思ったその瞬間にその物を買うべきで、そこにある自分が惹かれた気持ちを大切にすべきなんだなと思った。


いやぁ。めちゃくちゃショック感が強い。
楽しみにしていた分かなりショックである。くぅ!

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